レイクの利用者必読!借り入れを増やす際の方法と注意点
株式会社新生銀行の直接運営となったカードローン・レイクは今まで以上にローンの内容が充実し使いやすくなりましたね。
そのためレイクを利用している方は借り入れが進み利用限度額が足りないと思うことも多いのではないでしょうか。
しかし、利用者の中には限度額を増額するための手続きや方法を理解していないために増額がなかなか実現できずに困っている方も少なからずおられるようです。
そこで今回はレイクからの借り入れを増やすためにどのような方法をとればよいのか、どのように利用限度額を増額させるのか、借り入れを増やす際の注意点は何か、といった借り入れを増やすための方法と注意点などを紹介することにしましょう。
利用限度額を増額するためには?
レイクでの借り入れを増やすためには利用限度額の増額は欠かせいないでしょう。
しかし、限度額の増額を実現するにはレイクでの増額審査に通過しなければなりません。ここでは増額審査に通るために必要な対策を確認していくことにしましょう。
増額審査に通るためのポイント
- 限度額増額の審査の内容を把握する
- 返済能力を改善する
- 適度な借り入れと確実な返済を実行する
- 他社の借り入れは増やさない
- 他社での不要な与信枠を削減する
- 前回の限度額設定時点から一定の経過時間をとる
限度額増額の審査の内容とは
限度額を増額するためにはレイクの増額審査にパスしなければなりませんが、そのためには審査の内容を把握して対策を打つことが有効になるでしょう。
しかし、レイクからは審査の内容が公表されていないため一般的に考えられている審査内容を紹介しておきます。
審査の対象としては、返済能力(年収など)に対する借入残高の割合、借り入れの増加状況、返済状況、与信枠の状況や前回の増額(限度額設定)時点からの経過時間などの項目が挙げられます。その各々の内容についてこれから確認していきましょう。
返済能力をアップする
契約時点の審査と同様に年収や勤務先・勤続年数などの就業状況に関する情報の確認があると思われます。
決して難しい内容が質問されることはないので心配する必要はありませんね。
前回の利用限度額の設定時点からあまり時間が経過していなければ、収入や就業関係の情報にほとんど変化がないことも多いでしょうが、ありのままの事実を提供すれば問題ありません。
特に契約時点ではどのような利用者であるかを最初の審査だけでは判断が難しいことから収入などの返済能力に対して最大限の限度額を提示することがほとんどないといわれています。
つまり、最初の限度額は様子見のため低めにおさえた金額が提示され、契約後利用者の借り入れ・返済の状況をみながら徐々に限度額は増やされていくとみられています。
そのため契約してからあまり時間が経過していない場合で収入が大幅に上がっていなくても限度額がアップすることは十分にあり得ることなので、年収のアップをあまり心配する必要はないでしょう。
しかし、限度額が増額した期間に年収が下がったり、まったく増加しなかったりすれば審査で落とされることも考えられます。
したがって、収入を少しでも上げていくことが限度額のアップには有効になるわけですね。
また、リスクを伴いますが、大企業や役所への転職が効果をもたらすこともあるでしょう。
ローンの利用だけで自分の仕事を決めるのはナンセンスですが、そうした転職のチャンスがあるときにはローンの利用の点も少し考慮に入れてみるのは悪くないでしょうね。
借り入れの増加と返済の状況
借り入れと返済の状況については二つの面での評価が行われると考えてよいでしょう。その一つは信用面の評価で、もう一つは利用実績の評価になります。
前者はレイクや他のローンでの利用が適正であるか、つまり信用できるような利用がされているか、という信用面の評価といえるでしょう。
利用限度額を増額してその利用者の借り入れが増えた時にその人が本当に返済してくれる信用があるかを審査するわけです。
レイクは利用者の返済状況を確認してどれだけの返済遅延があるのかを自社の審査基準に基づき判定すると考えられます。
また、自社以外のローンなどでの信用事故も確認して同様に評価するでしょう。
以上のことから限度額を増額するためにはレイクだけではなくクレジットカードなどの支払いで返済遅延を可能な限りなくしていくことが重要になるでしょう。
もう一つはレイクでどれだけ借り入れをしているかという利用実績の評価です。
借り入れの実績がない方や極端に少ない方に限度額をアップしてもレイクとしては意味がないので、アップしないという判定になりやすいでしょう。
そのため一定の借り入れの実績を作っておく必要があるといえます。
もちろん限度額のアップのために借り入れするのは本末転倒ですが、必要な借り入れがあり、かつ限度額に不足がある場合はこうした利用実績作りも意識して行う必要はありそうです。
レイクでの利用実績も考慮した適切なローンの借入計画を考えて利用してほしいものですね。
他社の借り入れは増やさない
返済能力では先に確認した収入力が基本となりますが、支出の部分も返済能力に大きく影響します。その支出の中でも最も審査に影響するのが他社での借入額・借入件数といわれています。
レイク以外の他社での借入額や借入件数が増加していれば、レイクが貸せるお金を少なくしないとレイクの貸倒リスクは増大してしまいます。そのためレイクはその利用者の限度額を増額させることが困難になるわけです。
他社の利用限度額を削減する
借り入れがなくても利用限度額が存在すると将来的には借り入れが行われ借入残高が増加する要因になると考えられます。
そのためレイクなどのローン事業者は利用者が他のローンで借り入れを増やしたり、利用限度額をアップしたりすることを嫌がります。
事業者が嫌がる程度の状態ならよいのですが、他社での限度額が大きくなり過ぎるとレイクとしては自身のローンでの限度額の増額を認められなくなってしまうのです。
したがって、借り入れしないとしても他社での利用限度額の増額は避ける必要があります。
そして、レイクの限度額の増額を実現したいなら不要な他社のローンやクレジットカードなどを解約することをオススメします。
使わないローンなどでキャッシング枠をもっているとその分がレイクの限度額の増額を阻むことになりかねません。
解約するのに抵抗があるならその利用枠を削減したらでどうでしょうか。その削減した分でレイクの限度額の増額が可能になるかもしれませんよ。
増額時点から一定時間を経る
レイクだけでなく各ローン事業者では利用限度額の増額審査を行うかどうかの条件として経過時間を設け、限度額の増額にあたっては前回の時点から一定期間が必要になっているとみられています。
今までみてきた返済能力、信用力や利用実績も短期間で測定すればあまり変化がみられず適正な評価ができにくいため一定の期間が必要であると各ローン事業者は考えているのかもしれませんね。
その期間は各社により異なるでしょうが、一般的には最低のラインが6ヶ月程度と考えられています。レイクでは増額が可能となる期間について公表されていませんが、他社と同様基本的には半年程度とみていようでしょう。
しかし、利用者の状況によって増額の申請が可能となる期間に差があり、半年以内での増額に成功しているケースも少なからずみられています。
たとえ期間が短くても今までみてきた評価項目での改善がある場合には申請してみる価値はあるといえるでしょう。
レイクの限度額増額の手続きとは
利用限度額を増額するためにはレイクに増額申請しなければなりません。その申請の仕方をここで紹介しておきましょう。
レイクにはどのような手続きの方法があり、どのようなタイミングで申請したらよいか、といった点を確認していきます。
レイクの限度額の増額申請の方法
レイクのホームページの「よくある質問」のところで限度額の増額申請の方法が示されています。
増額申請を案内している箇所は「会員サービス」ですが、直接的な情報が少ないので「よくある質問」を参照したほうがよいでしょう。
表1:レイクの限度額増加の案内
案内手段 | 内容 |
---|---|
会員ページ(ホームページ) | 限度額の増額が可能な利用者には会員ページでその案内が示されている |
レイクATM | レイクATMの画面でも増額が可能な利用者にはその案内が示されている |
メール | メールアドレスの登録をしている利用者には増額案内が送られる *メールアドレスは会員ページから登録できる |
専用フリーダイヤル | フリーダイヤルで増額の問い合わせを受け付けている |
レイクで限度額の増額を行うにはレイクからの増額案内を受けてから手続きを進めるのが基本となっています。
その案内は同社サイトの会員ページ、レイクATM、メールと専用フリーダイヤルといった手段により行われています。
会員ページで会員ログインすればその増額案内を確認して手続きができるようになっているので簡単で時間もかかりません。
ホームページ以外にも日頃利用している自動契約機、レイクATMと専用フリーダイヤルも手続きが可能なので便利ですね。
増額申請のベストタイミングとは
レイクからの限度額の増額案内がきて初めて増額申請をすることになりますが、申請しても審査に必ず通るとは限りません。それではいつ申請すれば最も審査に通りやすいかが気になりますよね。
どのようなタイミングで増額申請したらよいかを把握しておくことが重要ですが、その答えは先にみてきた返済能力、信用力と利用実績などが自分で改善できたと思える時期ということができるかもしれません。
レイクから増額案内が来るということはレイクでの事前審査に通過していると考えてよいでしょう。
何故なら初めから審査に落ちそうな人をわざわざ抽出して審査にかけるような手間をローン事業者はやらないからです。
その増額の事前審査は主にレイクでの利用実績と信用力に対して行われると推察されます。
その理由は、評価対象となる項目の情報がレイクで入手できるものに限定されるとともに、その情報でレイクが独自に行える審査だと考えられるからです。
他方、利用者の返済能力に関する情報は利用者から新たに情報を提供してもらわないと実施できないものなので、利用者に審査を受けてもらう必要があるわけです。
以上の点から利用者が増額審査を受けるベストタイミングはレイクから増額案内が届いている時で、なおかつ利用者がその返済能力をある程度改善できていると思える状態の時ではないでしょうか。
もちろん返済能力が前回の時と変わっていなくても信用面に問題がなく利用実績が良好であるなら増額に成功する可能性は決して低くないでしょうが、より確実を期待するなら返済能力や利用実績が改善した時のほうがより有望といえるかもしれませんね。
増額の直接交渉はできないか?
専用フリーダイヤルで限度額の増額案内の有無を確認することはできますが、増額を直接訴えることはできないと考えたほうがよいかもしれません。
その理由は増額の案内がない利用者はレイクの事前審査の基準に達していないと判断され、増額審査にかけても通過できる可能性が低いと考えられるからです。
そのため増額案内がない場合にフリーダイヤルで直談判しても申請できる可能性は低いでしょう。
しかし、100%不可能かといえばそうといい切ることはできません。担当者や利用者の状況によっては申請を認めるくれることもあるかもしれないので、ダメモトでお願いしてみる価値はあるでしょう。
そして、実際に直談判する場合は、年収がアップした、他社のローンを解約した、利用実績が増えた、などのように評価がプラスになるような情報を伝えるとよいでしょう。審査に合格しそうな情報をもらえば担当者の対応にも変化が起こるかもしれませんよ。
増額審査で好結果を得る利用とは
レイクから増額案内をもらうには事前審査にパスできるような適切なローン利用が求められるでしょう。ここではどのようにレイクを利用すれば増額案内をもらえるかをみていきます。
どのような借り方と返し方をすればレイクでの事前審査や増額審査での評価が高くなるのかを確認していきましょう。
借り入れの急激な増加は避ける
レイクなどのカードローン事業者が行っている増額審査では利用者の借り入れ状況をしっかりチェックしているといわれています。
その際、利用者の借り入れが急激に増加している場合は審査の眼が厳しくなることが予想されます。
たとえ借入残高が利用限度額によりも少ない状態でも事前審査の少し前から借り入れが急激に増えだしている状態が確認されたら今後もその傾向が続くかもしれないと審査が慎重になっていくことも十分あるでしょう。
もちろん契約後から間のない限度額の増額回数が少ない時期ではあまり影響がないかもしれませんが、数回以上の増額後ではチェックが厳しくなることも予想されます。
そのため信用力や返済能力が改善していないと増額が厳しいこともあるかもしれませんね。
こうした事態をさけるためには借入残高を急激に増やさないことが重要であり、そのためには借り入れの増加に対応した返済が必要ですね。借りた分が増えれば返す分も増やすというローン利用が重要です。
毎月の借入残高をコントロールするような借り入れと返済を実行できるように利用してほしいですね。
評価がよくなる返済方法とは
レイクの事前審査での評価を高めるには返済の方法を工夫するとよい結果を得られるかもしれません。
毎月の返済を最低返済額以上で継続して支払うことは最低条件ですが、返済を確実に行うとともに前向きな返済の姿勢を示すとよい評価が得られるといわれています。
例えば、毎月の最低返済額5千円に対して自動引落しの返済額を1万円して支払いを続けるとともに余裕のある月に追加で5千円、1万円、2万円といった金額を返済するのです。
こうした返済状況は実績としてローン側に確認されますが、返済を確実に行っている上に追加の返済にも前向きとみられ信用度が上昇する可能性があります。
また、固定の返済額よりも多めに返せるだけの返済能力があると評価されることになるかもしれません。
つまり、そのような返済方法は信用力だけでなく返済能力の高評価に繋がる可能性もあるわけですね。
実際、レイクでどのような評価を受けるかは不明ですが、少なくともマイナス評価される心配はないので試してみてはいかがでしょうか。
限度額の増額で起こり得る悪影響
利用限度額を増額できればいざという時によりまとまったお金を用意できたり、普段の借り入れに余裕ができたりするというメリットが得られますが、その一方でデメリットも存在しています。
ここでは限度額の増額にともないどのようなデメリットや悪影響が起こるのかを示し、どのようなことに注意する必要があるかを紹介していきましょう。
増額申請で起こり得るデメリット
レイクの場合は利用者に対して限度額の増額案内を連絡しているので、利用者がその連絡を受けて増額申請をすれば、審査に通る可能性は比較的高いと思われます。
しかし、100%審査通過できるとは限りませんね。
その申請者が大企業から中小企業に転職して収入が大幅に減少した、公務員から民間のサラリーマンになった、正社員からフリーターになった、というように収入や就業状況などで大幅な変化があれば返済能力の評価が大きく下げられることになるかもしれません。
もしそのような事態が前回の限度額設定時点から増額申請するまでに起こっていると増額審査に落ちる可能性は低くないかもしれません。
そして、審査に落ちるだけでなくケースによっては限度額が下げられることもあるでしょう。
先ほどの就業関係などの状況に変化が起これば事前にレイクに報告しなければなりませんが、それを怠ってその事実が増額審査の時点で確認されると返済能力のマイナスだけでなく信用力の評価も下げられることもあるわけです。
以上のことから増額申請で逆に限度額が下げられる可能性もあることを認識して申請を検討してほしいですね。
増額後の借り過ぎにご注意!
レイクの限度額の増額に成功することは喜ばしいことではありますが、利用面では返済が困難になりやすいというリスクをよく認識しておくべきでしょう。
返済能力にもよりますが限度額が20万円や30万円から50万円までに増額したとしてもその返済はそれほど厳しいものではないでしょう。
しかし、限度額が100万円以上になってくると若い世代の方など年収があまり多くない方には返済は厳しくなるでしょう。
限度額の増大が実際の借入残高の増加に結び付き、借入残高の増大が利息の増加に繋がり、やがて利息が利息を生むという厳しい状態になりやすくなるのです。「レイクが認めてくれたらか借りても安心!」と都合よく借り続けると大変なことになりかねないですね。
利用計画や返済計画は借入残高や限度額が増大するほど綿密にたてて実際に実行しなければメリットよりもデメリットの方が起こる可能性が高くなります。その点を常に頭の中に入れてローンを利用してもらいたいですね。
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