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借金の利息をどうおさえるか?レイクの賢い利用方法を徹底調査!

カードローン「レイク」が株式会社新生銀行の運営になったことで利用したいと感じている消費者の方は少なくないのではないでしょうか。

銀行のローンということでやっぱり安心感があり、また金利の低さも期待できそうですよね。

しかし、銀行カードローンとなったレイクでも一般的な担保が必要となるローンと比べると金利は高めなので利息が増えて返済に苦労するのではないかと気にされる方も多いかもしれません。

そこで今回は利息を上手におさえながらレイクを利用する方法を紹介します。

金利や利息の認識を改める、無利息のサービスを利用する、適切な借入れを行う、返済計画をつくり利息をおさえる、などのレイクでの賢い利用方法を確認していきましょう。

金利で利息をおさえる!

レイクだけに限ったことではありませんが、カードローンの内容、条件や特徴などをよく理解せずに利用していると利息がどんどん増えてしまうことがあります。

その要因の中でも金利はより直接的に利息の増減に繋がりますね。

ここではまず金利を取り上げて利息をどうおさえるかを紹介しましょう。

有利な金利で利息をおさえる

冒頭でも示していますが、現在レイクは株式会社新生銀行によって運営されており、銀行という金融サービスのプロによる信頼感・安心感とともに低利での融資を期待している方は少なくないでしょう。

しかし、銀行カードローンというだけで本当に金利は低いのでしょうか。

各カードローン事業者のホームページやインターネットのポータルサイトなどの広告をみて、そこでみられる金利の数字につられて申し込むと失敗するかもしれません。

レイクと他社のローンの金利をよく比較するとともに、自分の借入ニーズや状況に適したローンを選ぶことが重要ですね。

表1:借入条件

事業者 金利 利用限度額
レイク 4.5%~18.0% 500万円
A都市銀行 4.6%~14.6% 500万円
B地方銀行 5.8%~14.8% 500万円
Cネットバンク 4.9%~14.5% 500万円
D大手消費者金融 4.7%~18.0% 500万円
E中小消費者金融 7.3~20.0% 200万円
F大手信販会社 4.5%~18.0% 500万円

各事業者の金利と利用限度額を調べると上の表のような結果になりました。レイクと他の銀行を比較すると、下限金利ではあまり差はなく、上限金利ではレイクのほうが高くなっています。

しかし、レイクの金利は利用限度額によって金利が設定されるため、上限金利の差はそれほど大きくならないこともあるのです。

例えば、契約した限度額が200万円以下で借入れしている金額が100万円未満の場合、レイクの金利は15%~18%になります。また、借入額が100万円以上200万円以下の場合、レイクの金利は12%~15%になります。

以上のように上限金利においてもレイクと他の銀行との差はそれほど大きいとはいえないのです。

レイクと大手消費者金融及び大手信販会社と比較すると、全般的な金利の大きさはほとんど差がないといってよいでしょう。(こちらもご参考に→レイクと他社カードローンの比較

しかし、レイクのほうが100万円未満、100万円以上200万円以下の限度額の領域で金利が低くなるケースは少なくないかもしれません。

中小消費者金融と比較すると、全般的にレイクのほうが金利は低いといえるでしょう。つまり、利用限度額の大きさに関わらずレイクのほうが低めと考えていいわけですね。

以上のようにローン事業者によって金利に差があり、利用限度額などによって各ローンの金利は異なります。利用者としては自分の借入れる金額の領域、それに応じたレイクや各ローンの金利をよく確認して有利なローンを選びたいものですね。

無利息サービスの利用

ローンの金利が利息の増減に大きく影響することは明らかなので、できるだけ低い金利を選ぶことが重要ですが、それ以外に考慮しなければならない点として無利息サービスが挙げられます。(こちらもご参考に→無利息期間があるレイクのカードローン情報

無利息サービスとはローン事業者が利用者に対して、一定期間を対象として金利をゼロとし利息を課さないサービスのことをいいます。

無利息サービスには1週間や30日間といった期間のサービスがありますが、レイクでは30日間と180日間のタイプがあります。
表2:レイクの無利息サービス

利用条件 180日間タイプ 30日間タイプ
対象者 レイクで初めて契約した方 レイクで初めて契約した方
無利息の開始日 契約日の翌日 契約日の翌日
無利息期間中の返済日 あり あり
適用契約額 1万円~200万円まで 1万円~500万円まで
金利 12.0%~18.0% 4.5%~18.0%
無利息の借入対象額 5万円まで 全額

レイクの無利息サービスの利用対象者はレイクと初めて利用する初回契約者となっています。

ただし、両方のサービスを利用することができないので自分にとって有利な方を選ぶ必要がありますね。

30日間のタイプは、ローンの契約額が500万円までの方が対象でありすべての初回利用者はこのタイプの利用が可能です。

また、借入額の対象は全額なので、10万円の借入れでも200万円の借入れでも利用できます。

さらに、無利息期間内なら追加の借入れも無利息の対象となるので、少なめに借入れしたとしても安心ですね。

注意したい点は無利息の開始日が「契約した日の翌日」からなる点です。これを「借入れした日」からと勘違いしやすいので気を付けておきたいですね。

180日間のタイプも利用対象者や利用開始日は30日間のタイプと同じです。

ただし、契約額の対象者は200万円までとなり、その金額を超える利用については180日間のタイプでは利用できないことになっています。

また、無利息の対象金額が5万円までありこれを超える金額に対しては適用される金利の利息が付きます。

具体的には、契約限度額が100万円の場合に、10万円を借入れすると、10万円のうちの5万だけが無利息で残りの5万円は借入れした日から利息がかかります。

無利息が利用できる回数ですが、180日間のタイプも無利息期間中なら何度でも使うことができます。

例えば、毎月5万円借りて5万円返すというような利用なら半年の間は無利息でローンを使えるわけです。

5万円という額は大金とはいえませんが、少額融資が長期に渡って必要な方にはメリットが大きいかもしれませんね。

こうした短期で大金向けと長期で少額向の無利息サービスを用意しているローン事業者はほぼレイクだけなので、このサービスを利用すれば申込者は自分の借入ニーズに応じてどちらかを選びより効果的に利息を低減できるのではないでしょうか。

適切な借入れが利息をおさえる

いくら金利が低くても、一定期間の無利息サービスがあったとしてもレイクからの借入れの仕方が適切でなければ利息はどんどん増えることになるかもしれません。

ここでは利息の増加をおさえられるような借入れの仕方を紹介しましょう。

無計画な繰り返しの借入れに注意

カードローンの利用で利息が増大していく原因として借入れの仕方そのものが挙げられますが、それが金利の大きさよりも利息の増大に大きく影響するケースも少なくないでしょう。

例えば、金利18%で100万円を1カ月間借入れした場合、その利息は約14800円です。

これに対して、同じ金利で20万円を5カ月連続で借入れし1年後に返済するとした場合、その利息は約95200円となります。

少し極端な例ですが、100万円という大金を借りても翌月に直ぐに返済できれば利息は1万5千円ほどで済みますが、1年間に20万円という金額を返済しながら計5回の繰り返しの借入れをすれば利息は95000ほどまで膨れてしまうわけです。

この例の返済期間は決して悪いとわいえず現実の借入れではもう少し長い期間になることも多いので、その場合さらに利息が増大していくでしょう。

このように前に借りた分の返済が十分に出来ていない状態で借入れを繰り返すと利息はどんどん増大することになります。

大金でも直ぐに返済できれば利息は少なくなる、少額でも繰り返して借りていくと利息は膨れ上がる、というカードローンの特性をよく理解して利用してほしいですね。

特に後者のケースを放置して改善しないとやがて返済が困難な状況に陥るという可能性が高まりますね。

安易な限度額の増額を控える

上記のような借入れの繰り返しを可能にする要因として、利用限度額の大きさが挙げられます。

限度額が少ないとわずかな回数の借入れで直ぐに限度額に到達するので、それ以上の借入れは自ずとなくなります。

しかし、最初は少額の限度額であっても増額申請を繰り返していけば高額な限度額までになることも当然あるわけです。

そうなった場合は先ほどのところでみた借入れの繰り返しが可能となり借入残高の増加とともに利息も大きくなっていくわけですね。

そのため限度額をあえて増加させないことが借入額と利息の増大を防ぐことに繋がるのです。

もちろんどうしても借りなければならない金額がある場合は別ですが、レイクからの案内で増額が可能というだけで増額するのは適切とはいえないかもしれません。

レイクから限度額の増額が可能と案内を受けている方なら実際に借入れが必要となった時に増額申請をしても遅いとは限らないでしょう。

レイクでの増額の申請手続から審査結果がでるまでの時間は2~3日程度とみられているのであまり問題にはならないでしょう。

特に考えのない安易な限度額の増額は借入額の増加に繋がり利息の増大を招くという危険性を生み出すかもしれないことを考慮して限度額の増額を考えてほしいですね。

返済方法で利息はおさえられる

レイクの利息をおさえるためには借入れだけでなく返済の仕方も適切に行う必要があります。

いくら良い条件で借りても繰り返しの利用が少なくても返済が不適切に行われるようでは十分に利息をおさえることはできないでしょう。

ここでは利息をおさえるためにどのような返済方法をとり、どのような返済の仕方をとっていくべきかを確認していきます。

返済方式にマッチした返済をする

レイクの返済方式は残高スライドリボルビング方式と元利定額リボルビング方式が採用されています。

これらの方式は利用限度額の範囲を繰り返し借入れするローンに適した返済方式として多くのローン事業者で導入されています。

残高スライドリボルビング方式は借入残高にあわせて毎月の返済額を決める方式で、返済額に元金と利息を含めるものです。

この方法では最初に借り入れた時にその金額に対して最低返済額が定まり、それ以降の追加借入れや返済後の借入残高に対応して最低返済額が再設定されるというわけです。

つまり、新たな借入れや返済で返済金額が変動するというイメージです。

残高スライドリボルビング方式の最低返済額は借入残高と適用金利によって決められています。

例えば、レイクでは借入残高10万円以下で金利の適用が15%超~18%以下の場合は3千円となっており、毎月の返済額を低めにおさえられるといわれています。

元利定額リボルビング方式は借入残高に関係なく毎月の返済額を定額で返済する方式で、返済額に元金と利息を含めるものです。

別の表現をすると毎月の返済額を事前に設定した指定金額とし、その返済額のうちの利息分を引いた残りを元金返済に充当する方法です。

レイクでは原則としては残高スライドリボルビング方式を採用することを考えているようですが、利用者の希望により元利定額リボルビング方式の採用も可能となっています。

利用者の立場からみたこれらの返済方式の欠点は、初期から中盤までの返済回数で返済額の元金返済分の割合が少なくなるという点が挙げられるでしょう。

つまり、最初の頃の返済では利息の部分の支払が多いので元金の残高が減りにくいということですね。

そのため返済期間が長期化するとともに全体の利息負担が大きくなりやすくなるわけです。

その最低金額のような少ない返済額にして支払っているとさらに返済期間は長くなり利息も多くなっていくことになります。

これを回避するためには毎月の返済額を極力増やし元金返済分を多くした支払いを心がける必要があります。

毎月の支払が苦しくなりますが、多めに返していくように管理していきたいですね。

表3:残高スライドリボルビング方式

全体の特徴 借入残高が多い状態では返済額も多くなる一方、残高が少なくなれば返済額も少ないものになる
長所 レイクでは最低返済額が低く設定されているため借入残高が多い状態でも毎月の返済額の負担を小さくできる
短所 返済額のうち元金に充当される分が少ないため、しばらくの間は元金が減りにくい。
その結果、支払の長期化や利息負担の増大に繋がりやすい

前倒・一括返済で利息をおさえる

毎月決まった額や最低金額で確実に返済していくことは重要ですが、先ほど確認したとおり元金があまり減らないような返済額では全体の利息をおさえることは難しいですね。

そのため元金返済を意識した返済が重要であり効果も得られるでしょう。

元金を少しでも多く減らしていくためには毎月に予定している返済額以上の金額を追加で返済していくことが有効です。

レイクではATM、自動引落し、インターネットバンキングや銀行振込といった返済方法がありますが、自動引落しを除いた方法で追加の返済が可能です。

また、毎月の自動引落しの金額を増加させることもできます。

このようにレイクは追加の返済方法も豊富なので金銭的に余裕のある月は自分に合った便利な方法で返済するようにしたいですね。

そしてこうした追加返済を返済計画で常に考慮することを自分のルールとして決めてはどうでしょうか。

利息を増やさないための注意点

今まで金利を中心としたローンの選び方、借入れの仕方と返済の仕方に関連して利息をおさえる方法をみてきましたが、それらの実現に失敗しないための注意点をいくつか紹介しておきましょう。

金利・利息を意識した利用が重要

「銀行カードローンだから」、「金利が4.5%~18.0%だから」という理由で金利が低いと考えてしまいがちですが、最初のところで確認したとおりそれを実際に意識して上手く活用しないとそうした低金利のメリットを得ることはできないかもしれません。

他社と比べてどう低いのか、どのような条件で低くなるのか、いつまで無利息になるのか、というように金利や利息への具体的な確認行為が利息をおさえていくためには必要なのです。

例えば、「レイクは限度額が100万円未満の場合金利は16%だが、A社は17%、B社は18%だったのでレイクを選んだ」、というように金利と限度額を実際に確認してローンを検討しないといけませんね。

また、無利息サービスを検討する場合でも、「C社の無利息は30日間タイプだけだが、レイクは180日間タイプもあり私は毎月の5万円程度の不足分を借りたいのでレイクを選んだ」というように選定するための根拠を明確にすべきです。

何となく金利が低そうだから利息も少なくて済むだろうと漠然とした考えでカードローンを利用してしまうと借入れと利息が思いの外増大していくこともあるので注意してほしいですね。

利息の把握が増加をおさえる?

カードローンを利用していると毎月の返済額の支払に気をとられ、その中身の利息に注意が及ばなくなることもあるでしょう。

利息の多さを意識して「増やすともったいない」という感覚を自身に植え付けることが利息の増大を防ぐこともあるのです。

そのためにはまず基本的な利息の計算を自分できることが重要ですね。レイクの場合の利息の計算は利用した日数分のみを計算する日割計算で行われます。

具体的な計算式は、1日の利息=利用金額×貸付利率÷365日(うるう年は366日)×利用日数となります。

例えば、レイクで50万円を金利18%で45日間借りた場合の利息は、50万円×0.18÷365日×45日間=約11096円となります。もちろん自分で計算しなくても返済シミュレーションを利用すれば直ぐに計算できるのでオススメですね。

どちらにしても利息を計算してその額が自分にとって負担の大きいものなのか、小さいものなのか、ということを実感することが重要ではないでしょうか。

返済額の内訳も把握しよう!

実際の返済額に占める利息の割合などを確認して利息がどれだけの負担になるかを把握しておくことも「増やすともったいない」という感覚を身につけるのに役立つでしょう。

例えば、レイクで50万円を金利18%で2年間借りてその返済を毎月25000円で支払っていくことにすると、毎月の返済額の内訳と全体の利息は次のようになります。

表3:返済額の内訳

回数 返済額(円) 元金分(円) 利息分(円)
1~6 25000 17603~18944 6056~7397
7~13 25000 19225~20996 4004~5775
14~19 25000 21306~22930 2070~3694
20~24 25000 21878~24317 323~1731
合計(24回) 500000 97201

上の表からわかるようにリボルビング方式の場合、返済額の元金分と利息分の内訳は返済回数を増すごとに内容が変化していきます。

変化の特徴は返済初期から中盤にかけて利息分の割合が多くその後減少していくことにあります。

元金分からみると回数が増すごとに元金分の割合が増加していくということです。

つまり、この返済方式では最初のほうの支払いは利息の支払いが多く、元金の支払いが少なく元金が減りにくいという特徴があるということを示しているわけです。

上記の例は24回で設定しましたが、これ48回や60回などもっと長期に渡って返済すると初期の返済における元金分の割合はさらに少なくなり、元金がなかなか減らない時期が長くなってしまうのです。

さらに追加の借入れを行えばその傾向は増大し利息がどんどん膨れ上がっていくことになるかもしれないのです。

そのようにならないためには、返済額における利息の割合などを把握して「元金の返済を多くしないと利息が増える」という意識を持つことが欠かせません。

ローン側から提示されるままの支払方法、返済額にしたがって支払いを進めるだけでなく、より有利な方法や返済額を自分で確かめて返済に取り組んでほしいですね。

【参考ページはこちら】
レイクの借り入れメリット・デメリット

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