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レイクの審査が通りやすいのは本当?その合格できる人の条件とは

銀行カードローンは何となく敷居が高い、なんて以前はいわれることもありましたが、最近では随分身近な存在になってきたのではないでしょうか。

特に株式会社新生銀行のレイクは消費者金融時代のイメージもあり銀行ローンでありながら親しみを感じやすいかもしれませんね。

レイクはそうしたイメージもあり銀行ローンの中では審査が通りやすいといった評判がネットで時々見られます。

しかし、本当にレイクの審査は通りやすいのでしょうか。誰でもレイクに通るとか、通りやすいというはずはないですよね。

そこで今回はレイクの審査は通りやすいのか、通りやすい人はどんな人なのか、どんな条件をクリヤすれば審査に通るのか、といったレイクの審査について考えていくことにしましょう。

申込者の基本情報からみた合格の条件

レイクの審査では主に収入と支出に基づく返済能力と信用事故情報に基づく信用力に対して査定が行われていると考えられます。また、その審査では、他の大手ローン事業者と同様にコンピュータを利用したスコアリング方式による査定が実施されています。

したがって審査に通りやすい人、合格できる条件とはその各評価項目でできるだけよい評価、良い点数をとれる人、とれることといえるかもしれません。ここではまず申込者からの基本情報に対する評価項目から確認していきましょう。

申込者と家族に関する評価項目

カードローンの審査では一般的に申込者とその家族に関する情報が質問されることが多く、その内容は氏名、生年月日(年齢)、婚姻状態や家族の人数などが評価項目となっています。

レイクの場合直接的に採点に関わる評価項目としては生年月日、性別、独身、既婚
と住居人数などが挙げられます。

レイクの審査基準は公表されておらず不明ですが、その概要は表1のような内容が想定されます。

そして、そのような審査基準に基づいて次のような採点が実施されているようですね。

まず、年齢については表1の通り収入の増加が期待でき支出がそれほど多くないと考えられる「26歳以上39歳以下」が最も評価が高く、年齢が若すぎたり高年齢過ぎたりすると評価が下がるといわれています。

そのため年齢としては「26歳以上39歳以下」の層の方が最も審査に通りやすい人ということになり、若年者と高齢者が通りにくい人ということになるでしょう。

次に「性別、独身、既婚」などでの質問がありますが、男性・既婚、女性・既婚の評価が高く、男性・独身と女性独身の評価が少し下がるとみられています。

一般的に独身より既婚者で家族を持っているほうが評価は高くなるようですね。

これに居住人数なども加えられて、「男性・既婚・3人家族」といった家族を保有している方の評価は高くなると考えられ、合格しやすい人といえるでしょう。

ただし、あまり住居人数が多いと支出が多くなるため収入とのバランスが考慮されることになるでしょう。

審査の結果は申込者の希望借入額、収入と支出のバランスの適切さかが重要といわれています。

そのため採点上は低評価の項目に該当してもそのバランスが良ければ審査通過は十分にあり得ることなのです。

表1:審査基準のイメージ

評価項目 高評価:5点~ 中評価:3点~ 低評価:1点~ 辛い評価:0点~
年齢 26歳以上39歳以下 40歳以上55歳以下 20歳以上25歳以下と56歳以上 70歳以上
家族構成 妻子有り 独身子供有り 独身
婚姻 既婚 独身
電話 自宅固定+携帯 自宅固定のみ 携帯のみ なし
居住年数 5年以上 3年以上5年未満 1年以上3年未満 1年未満
住居形態 持家 社宅・官舎、賃貸 公営住宅 不定

住居に関する評価項目の内容とは

レイクの住居に関する質問は、住所、住居形態、家賃・住宅ローンの金額と居住年数などが挙げられます。

居住地域による採点が行われるとは考えにくいので、住所を除いた項目が採点対象になると考えてよいでしょう。

住居形態では表1のように持家の評価が最も高く、社宅・官舎、賃貸、公営住宅といった順に評価が低くなると想定されます。

家賃・住宅ローンの金額については金額そのもので評価されるというよりも支出の算定で利用されるのではないでしょうか。

収入とのバランスが重要になりますが、収入に対して家賃や住宅ローンの負担が多すぎると評価は低くなり、負担が少ないと評価は高くなるでしょう。

居住年数は「5年以上」が最も良い評価になり1年未満だと厳しい判定が下されるかもしれませんね。

以上のことから申込者が家を自分で保有し住宅ローンも比較的少なく5年以上その家に住んでいるような人が最も審査に通りやすいといえるでしょう。

そして、住所が不定の方は審査に通過することはほとんどないといってよいかもしれませんね。

電話に関する評価項目の内容とは

レイクをはじめカードローンの申し込みでは自宅の電話や携帯電話の有無、電話番号が尋ねられます。

この電話に関する質問は申込者と連絡する上で必要であるとともに審査の評価項目としても利用されているようです。

一般的に電話に対する評価は、自宅の固定電話と携帯電話の両方を保有している場合が最も高く、電話を保有していな場合が最も低くなるとみられています。

自宅に固定電話があり家族がいるとより申込者の身元が明確になり信用度が高くなるといわれています。

また、それに加えて携帯電話をもっていると申込者への連絡が非常に取れやすくなりますね。

こうした点から両方の電話を保有している方の評価が高くなり、そして審査に通りやすい人ということになりそうですね。

そのため自宅に固定電話がある場合は必ず入力(記入)しないといけません。申込者の中には家族にローンの利用が知られたくないという思いから自宅の電話番号を知らせない方もおられますが、評価を下げることになるので入力するようにしましょう。

収入に関わる情報からみた合格の条件

借金を返済するための源泉となる収入に関わる審査項目を次に確認していきましょう。

収入に関連する項目は年収や給料ですが、それを稼ぐ場所である勤務先や職業などについても質問されます。ここではそうした収入に関わる就業面の条件をみていきます。

年収や給料などの収入に関する評価項目

レイクでの収入に関わる質問は、税込み年収、月収、給料日が挙げられます。

収入は多いほうが評価は高くなる可能性は高いですが、支出や借入額とのバランスも考慮されるでしょう。

例えば、消費者金融の場合は総量規制の関係で借入額が申込者の年収の3分の1を超えると事業者は融資できなくなるため借入額の大きさが重要になります。

レイクなどの銀行ローンは法的な規制は受けませんが、その「3分の1」は目安になっているといわれます。

そのためレイクの審査でも申込者の年収が多くても借入額が年収の3分の1を超えていると評価が大きく下がっていくことも予想されます。

逆に年収が少なくても年収の3分の1を大幅に下回っていれば評価が高くなり審査に通りやすくなるでしょう。

月収は多いほうが評価は高くなります。そして、同じ年収でも月収が多い方のほうが毎月の返済が安定しやすいため評価がよくなる可能性が考えられますね。

給料日は一定期日に決まっていないと評価が下がるかもしれません。

以上のことから年収は多いほうがよいが借入額が少ない、或いはバランスがよい、月収は多く安定している、給料日がきまっている、などの内容に多く該当する方ほど審査に通りやすい、合格できやすいといえるでしょう。

表2:収入に関わる評価項目

評価項目 高評価:5点~ 中評価:3点~ 低評価:1点~ 辛い評価:0点~
年収 400万円以上 200万円以上400万円未満 50万円以上200万円未満 50万円未満
職種 公務員、弁護士、医師 民間サラリーマン フリーランス、自営業 水商売、娯楽
勤務形態 正社員 契約社員 派遣社員、パート、アルバイト 無職
勤務先 大企業 中堅・中小企業 零細企業、個人事業主
勤務先従業員数 300人以上 5人以上300人未満 1人以上5人未満
勤続年数 5年以上 1年以上5年未満 6ヶ月以上1年未満 6ヶ月未満
保険 共済組合保険 組合健康保険 国民健康保険 未加入

勤務先の状況に関する評価項目

給料を得るところである勤務先の内容は審査の評価の中でも重要な項目とみられています。

レイクの場合は、勤務先名、勤務先の住所と電話番号、従業員数や業種などが質問されます。

勤務先の企業の規模が大きく操業年数が長いほど従業員の給料は高く安定する傾向があるためローンの審査では評価が高くなることが予想されます。

或いはその企業が株式市場に上場しているとか、成長業種であるというような点も評価されるかもしれませんね。

レイクの場合、勤め先に関しては従業員数と業種が問われているので規模が大きく成長業種であることが高評価に繋がり、規模が小さく衰退業種である場合評価は低くなるかもしれません。

フリーランスやベンチャー企業勤務の場合評価が低い可能性あるようですね。

勤務先の電話番号では勤務先に固定電話がないケースでは評価が下がるローンもありますがレイクの場合は不明です。

ただし、レイクではフリーダイヤルのような電話番号を記入することが認められていないので注意しておいたほうがよいでしょう。

以上のことから勤務先に関しては従業員数の多い企業、成長している業種や安定している業種の企業に勤めている方ほど審査に通りやすいといえるでしょう。

その他就業条件に関わる評価項目

その他の就業に関わる評価項目として職種、勤務形態や勤続年数が挙げられ、レイクでも質問されています。

職種を大雑把に分類して評価を考えた場合、弁護士、医者などの収入が多い方ほど評価が高くなると考えられますが、収入が安定している公務員の評価もよいといわれています。

それに対して安定度が低いフリーランスや水商売などは低くなるようですね。

勤務形態も同様に安定している正社員ほど評価が高く、派遣社員、アルバイトといった勤務の継続が不安定になりそうな形態ほど評価は下がると考えてよいでしょう。

勤続年数は長いほど収入の安定に繋がると考えられることから評価は高くなりますね。

以上のことから倒産の心配がない公務員や高収入が得られる専門業務従事者などは審査に通りやすいでしょう。

また、正社員で勤続年数が長いほど合格しやすくなると考えられますね。

債務に関わる情報からみた合格条件

収入に関わる評価項目だけでなく債務に関わる評価項目も審査の判定に大きく影響するといわれています。

レイクの場合それがどの程度の影響しているか定かではありませんが、低いと考えないほうがよいでしょう。

ここでは評価項目としての借入額と借入件数について確認していくことにします。

評価項目としての借入額

カードローン事業者の審査の中で借入額が一般的に質問されますが、他のカードローン事業者の借入残高だけでなく住宅ローン、オートローン、教育ローンなども尋ねられることがあります。

レイクでは住宅ローンを除く銀行、信販会社や消費者金融などでキャッシングした借入額が質問されています。

そのためカードローンやクレジットカードでキャッシング(借入れ)した残高を回答する必要がありますね。

一般的にそれらの借入残高は少ないほうが評価は高くなり、多くなるほど評価は下がっていくとみられています。

前にも少し触れましたが特に借入残高が年収の3分の1を超えると評価は厳しくなるとみてよいでしょう。

しかし、その「3分の1」も年収の大きさによって影響度が変わってきます。

例えば、年収が100万円の場合と600万円の場合とではその返済能力に差が出ることは明らかですね。そのためこの借入残高も年収とのバランスが重要ということになります。

また、借入残高は少ないほうがよいとみられていますが、ローン事業者によっては借入残高がゼロの場合逆に評価が下がるところもあるといわれています。

つまり、今までにローンからお金を借りたことがない、長期間借りたことがない、といった申込者のケースです。

こうした申込者はどのように返済しているかの実績が掴めないため貸手としては大きな信用を寄せることが難しいようです。

そのためローンからの借入れがまったくないよりも多少借入残高が残っていても着実に返済していれば評価が高くなることもあるのです。

以上のことから他社のカードローンなどの借入残高はゼロでなくても収入に対して少ない範囲で保有して、返済をしっかりしていると審査通過はしやすいといえるでしょう。

表3:債務に関わる評価項目

評価項目 高評価 中評価 低評価 辛い評価
借入残高* 借入残高がゼロ 年収の3分の1以下 年収の3分の1以上
借入件数 ゼロ(ベストともいえない) 1~2社 3~4社 5社~

評価項目としての借入件数

借入額の残高は確定している返済額なので当然重要視されるわけですが、借入件数も同じように重要な評価項目としてみられています。

そのためレイクだけでなくほとんどのローン事業者で借入件数の質問が行われているのです。

レイクでの借入件数の評価基準は不明ですが、他のローン事業者では表3のように評価されることもあるようです。

最も評価が高い借入件数はゼロか1社、次は2社と多くなるほど評価は下がっていくことになります。

借入件数の評価に厳しいローンでは4社~5社以上になっていると、そのことだけで否決の判定を出すこともあるようです。

ただし、借入額と同様に「ゼロ」社、つまりまったく借入れ契約していない状態は高評価になるとは限らないのです。

また、借入額や利用限度額の残額と関係も考慮して評価しないといけないので、単純に何件あるという点だけの評価にはならないので件数が4社以上あっても絶望的になることはないでしょう。

以上のことから借入件数に関しては、1社までの借入れが最も審査に合格しやすいと考えられます。

ただし、これもさまざまな評価項目の結果と影響しあう可能性があるので、単独での判断は難しいですね。

信用情報からみた合格条件

カードローンの融資は借手の信用度に基づく取引行為なので、多くのローン審査では借手の信用に対してもスコアリングが実施されていると考えられています。

審査に関する借手の信用とは実際に借金をどのように返済しているかという事実で評価されます。

ここではその返済の事実がどのようなものなのか、そして、どのような返済をしていると評価がよくなり審査に通りやすくなるのか、といった信用面での合格条件を確認していきましょう。

信用面の評価情報と評価の特徴

返済の事実関係を把握するためローン事業者は信用情報機関に申込者の信用情報を照会して入手します。

その情報により事業者は、申込者が過去の信用取引で支払いの遅れ、滞り、踏み倒しなどをしていないかを確認できるわけです。

ローン事業者が信用情報機関から入手する信用情報とは表4にある、入金状況、遅延有無、異動、終了状況、などが主な対象となります。

評価の特徴としては今までみてきた収入に関わる評価項目と異なり、プラスの評価だけでなくマイナスの評価もあるという点と、そのマイナスのウエイトが大きくなりそれが審査結果に直結することもあるという点といえるでしょう。

つまり、ある項目で大きなマイナス評価を受けるとそれで審査に落ちることもあるということです。

例えば、自己破産のような法的整理の異動情報があれば、それで審査に落ちるというケースもあるわけです。具体的な評価のイメージは次のところで確認しましょう。

表4:信用目の評価情報(CICの信用情報)

信用面の評価情報 主な内容(該当項目)
入金状況 月単位などで返済状況が示されているので、一定期間の返済遅延などの履歴が確認できる
例:「A」が付いている場合、約束の日に未入金であったことを意味する
遅延有無 ローンの支払いに遅れが発生したとローン事業者が認識した場合に記録される。発生した年月日が記載される
異動 3カ月以上の延滞などが発生すると「返済状況」欄に「異動」が記載される。
他には「本人以外弁済」、保証契約に基づく処理(保証履行)、裁判所が破産を宣告した処理(自己破産)などが含まれる
終了状況 取引の支払いが同完了したかが示される。
該当項目:「貸倒」、「本人以外弁済」、「法的免責(破産など)」など

信用目の評価と合格しやすい条件とは

先ほど確認したとおり、信用面の評価はプラス評価とマイナス評価が存在するものと考えられます。

プラスの評価は一定の借入れを行い、それをどれだけ適切に返済できているかにかかってきます。借入れ実績が豊富でその返済に遅延がないほど評価は高くなり審査に通りやすくなるでしょう。

逆にマイナスの評価は借入実績の内容にかかわらず延滞が長いほど、不払いや不払いに近い実績があるほどマイナス評価が大きくなってしまい、それだけ審査に通りにくくなります。

例えば、貸倒処理、自己破産や個人再生などの法的整理、保証履行などの信用事故が発生していれば審査通過はかなり困難になるでしょう。

発生時期によっては、3カ月以上の滞納や特定調停などでもそれだけで不合格になる可能性もありますね。

ただし、上記のような重大な信用事故でも発生した後の債務を完済して一定時間が経過していれば信用が回復してマイナスの影響度が低下することもあるので、そのような事故を起こしたからといってすべてのケースで諦める必要はないかもしれませんね。

以上ことから信用面で審査に通りやすい条件としては、一定の借入れの実績がありその支払いに遅れていないことがまず挙げられます。その次としては3カ月以上の延滞や不払いを起こしていないことになるでしょう。

他の収入面の評価とのバランスも関係しますが、ローンの返済遅延がないか、あっても少しの短期間の遅延だけならレイクの審査に通る可能性は十分にあるのではないでしょうか。

表5:信用面の評価のイメージ

評価の内容 信用事故の内容
プラス評価 高 借入れの実績が多いにも関わらず返済遅延がない場合は高評価を得られる
プラス評価 低~中 借入れ実績が多いが短期の返済遅延がわずかにみられる
マイナス評価 低 3カ月以内の延滞がみられる
マイナス評価 中 特定調停、任意整理、3カ月以上の延滞
マイナス評価 高 個人再生
否決レベル 貸倒、本人以外弁済、自己破産

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