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レイクの融資は本当に甘いのか?その審査の実態を徹底分析!

インターネット上の口コミやカードローン紹介サイトなどの情報をみていると株式会社新生銀行レイクの融資審査が甘いのか難しいのか、といった内容をよく目にしますがレイクの審査を気にしている方は少なくよいようですね。

また、レイクが消費者金融のローンから銀行カードローンにかわったことでその分審査が難しくなったのではないかと心配される方もおられるようです。

そこで今回はレイクの融資審査の難易度を取り上げます。ネット上での評価、比較可能は指標データやローンスペックなどから審査難易度を分析して、その実態を紹介することにしましょう。

ネット上の情報から覗えるレイクの審査難易度とは

レイクなどのカードローンの審査の難易度に関する公的な資料がほとんど公表されていないでの判断するための材料を集めるしかありません。

最初はネット上で確認できる利用者の評価やローンサイトの評価情報を利用して考察します。

利用者の生の声やローンサイトの評価情報から、レイクの審査は甘いのか、他の銀行や消費者金融と比べて難しいのか、といった内容を確認していきましょう。

情報サイトでみられるローン事業者間の難易度の評価

銀行カードローンは消費者金融より審査が厳しいというような噂がネット上でみられますが、こうした情報も確かにローンを検討する上での一つの参考となりますね。

ここでは全般的な事業者間の審査難易度についての情報を紹介します。

ローン紹介やローン比較などを行っているサイトや元業界関係者のブログなどではローン事業者の審査難易度に関する情報が紹介されていることがありますね。

また、ネット上のローン利用者のさまざまの口コミの中にもそうした情報がよくみられるでしょう。

それらの情報には多様な意見があるものの、ローン事業者の審査難易度としては表1に示しているように、都市銀行、地方銀行、ネットバンク、大手信販会社、大手消費者金融、中小消費者金融、という順序で難しくなっているという傾向がみられます。

もちろん個別の事業者でみればその難易度に該当しないケースも少なくないかもしれませんが、全体的な比較の結果としては概ね正しいのではないでしょうか。

そして、この難易度に沿って考えると、次のようなことが考えられます。

レイクは都市銀行やネットバンク以外の銀行なので地方銀行のグループに属すると考えれば、その難易度は地方銀行レベルということになります。

つまり、業界でもトップクラスの難しい審査になっているかもしれないということですね。

しかし、各事業者の審査の内容や基準が異なるため結果としてその難易度にも差がでてくるのでレイクの実態を把握しておく必要があります。そのため次にレイクと他社を比較した情報をみていくことにしましょう。

表1:事業者間の審査難易度

難易度(高い順) ローン事業者
1位 都市銀行
2位 地方銀行
3位 ネットバンク
4位 大手信販会社
5位 大手消費者金融
6位 中小消費者金融

レイクは他社より審査が難しいのか

レイクの審査に関する口コミ情報の中で他社と直接比較した情報はそれほど多くありませんが、表2に比較的最近の情報を少し集めてみました。
(⇒レイクと他社カードローンの比較情報

表の番号1、4、7は大手消費者金融と関連した情報で、申込者が大手のA社、B社、C社やD社のローン審査に落された後レイクに申し込みが合格となった事例です。

先ほどの難易度表ではレイクの難易度は高かったはずですが、それと合致しない現象となっていますね。

番号2では複数の信販会社と消費者金融の審査に落ちた後、レイクに合格した事例です。該当する事業者は不明ですが、その多くが大手としてもレイクは信販会社と消費者金融よりも審査が甘いという結果になっています。

番号3、6では都市銀行に断られた後レイクで通過した事例です。この結果はレイクのほうが都市銀行より審査が甘めという先ほどの難易度表に合致していますね。

番号5では都市銀行と大手消費者金融の審査に落ちた後、レイクに合格した事例です。

都市銀行については難易度表と合致しますが、大手消費者金融については合致せずレイクのほうが審査は甘めという結果になっています。

これ以外の情報では難易度表に合致してレイクの審査に落ちて大手消費者金融に合格したという事例も多数みられますが、上記のとおり一般的にはレイクのほうが大手消費者金融よりも審査が厳しいといわれる結果にならないことも多くあることがわかりますね。

以上のことからレイクの審査難易度は申込者の状況によっては大手信販会社や大手信販会社と同等のレベルであることが予想されます。

レイクは株式会社新生銀行の直接運営になったとはいえその審査システムは引き継がれているといわれているので上記のような結果になっても不思議ではないでしょうね。

表2:他社と比較したレイクの審査に関する情報

番号 対象事業者 情報の内容(口コミ情報など)
大手消費者金融 A社とB社に断れた後レイクに申し込み、申込ブッラク覚悟でレイクに申し込み10万円可決
消費者金融と信販会社 信販会社4社に落ちた後、消費者金融6社にも落ちた。その1カ月以上後にレイクに申し込み通過
都市銀行 都市銀行Xローンに増額申請するも否決(計3件の借入残高100万円以上あり)。レイクに申し込み10万円可決
大手消費者金融 C社とD社で否決の後レイクに申し込み50万円可決
都市銀行と大手消費者金融 都市銀行Yと大手消費者金融D社に申し込むも仮審査も通らず、レイクに申し込み50万円可決
都市銀行 都市銀行Xに申し込むも否決、その後レイクで通過
大手消費者金融 A社で否決の後、レイクで通過

レイクの審査では金融ブラックはどうなっているのか

ローン事業者の審査の難易度を計る目安として金融ブラックへの対応がみられることがあります。

つまり、ブラックをどの程度受け入れているかの状況で審査が甘いか、難しいかを判断するというものですね。

簡単にいうと、重大な信用事故を起こしているブラックを審査通過させているほどそのローンの審査は甘いというふうにみられるわけです。その点からレイクの難易度を判断するためネットから表3のような情報を集めました。

番号の3、6では自己破産や特定調停といった重大な信用事故ですが10年前後の期間が経過している事例です。

かなり古い事故なので信用情報機関での記録が消えている可能性がありますが、番号1や4は残っている可能性も考えられます。

1と4もある程度期間は経っているもののもし残っていれば一般的な銀行なら審査に通れる可能性は低いかもしれませんね。

番号2は他の債務で滞納しているという事故が継続している状態でレイクの審査に通過した事例です。

滞納している期間が不明ですが、他社で落ちていることもありレイクでの通過は一般的には考えにくい結果ではないでしょうか。

番号5は半年ほど前の任意整理でその債務がどうなったかは不明ですが、20万円の枠の獲得に成功した事例です。

任意整理は債務整理の中では事故の深刻さという点で最も軽度のものですが、半年という期間で審査通過するのは珍しいかもしれません。

以上のようにレイクでは銀行や大手消費者金融などの審査で落ちてもおかしくないようなブラックの方が審査に通っています。

もちろん審査に落ちた方も大勢いるでしょうが、ブラックの状況次第では少額中心の融資なら審査通過も夢ではなさそうですね。
(⇒ブラックでもレイクは融資可能?

以上の点からレイクはブラックにも状況次第で対応する柔軟な審査を行っており、他の銀行や大手消費者金融などと比べて審査が甘いケースも少なくないと考えられます。

表3:

番号 ブラックの方のレイクでの結果
5年半ほど前に自己破産していたが希望額より多めに借りられた
クレジットカードの滞納中で他社4社の審査に落ちるもレイクから10万円可決
特定調停の経験あり、約10年前に完済でレイクから50万円可決
約6年前に自己破産しているがレイクの審査を通過
約半年前に任意整理しているがレイクから20万円可決
約8年前に自己破産しているがレイクから20万円可決
過去に債務整理しているがレイクから希望額で可決

客観的なデータからみたレイクの審査の難易度とは

ここではもう少し客観的にレイクの審査を判断するために他社と比較可能な指標に基づいてレイクの審査難易度を確認することにしましょう。

審査通過率からみたレイクの難易度

最初は審査通過率を使ってその数値からレイクの難易度を考えることにします。

審査通過率とはローンに申し込んだ件数に対して契約できた件数の割合を示す指標です。簡単にいうと何人審査を受けて何人通ったかを示す合格率といえるかもしれませんね。

つまり、ローンの審査の難易度を示す指標ということができ、この指標を公表しているローン同士ならある程度の比較ができるわけです。

レイクの2013年度の審査通過率は公表されている各四半期のデータをもとに計算すると約37.7%となります。それに対して、大手消費者金融のA社は48.3%、B社は45.0%、C社は39.6%、D社は39.6%となっています。

この結果をみるとレイクはやはり大手消費者金融よりも審査難易度が厳しいという結果になっていますが、C社やD社とはそれほど大きな差がないとも考えられレイクは大手消費者金融よりもやや厳しいか同等のレベルにあると判断してもよいのではないでしょうか。

新規顧客獲得数の伸び率からみた難易度

新規顧客獲得数の伸び率は前年度に対する当年度の新規に獲得したお客の数がどれだけ伸びているかを示す指標です。

この数値が高いほどより新規の客数が伸びたということであり、その時の審査の甘さを反映しているとみることもできます。

ただし、単独の指標として審査難易度を判断するのは適切ともいえないので上記の審査通過率などの結果も踏まえて判断するのがよいでしょう。そのレイクの2013年度の新規顧客(口座)獲得数は165千件でその伸び率は+約8.55%という結果になっています。

それに対して、大手消費者金融のA社は192千件で+約12.4%、B社は117千件で+約33.7%、C社は184千件で-約2.3%、D社は82千件で+約13.2%となっています。

レイクの新規獲得者数はA社とC社には及ばないもののB社とD社を上回る多さであり、その伸び率でもC社を超えています。

つまり、レイクは大手消費者金融と同等レベルの件数数や伸び率で新規のお客と契約しているわけです。

これに先ほどの審査通過率での難易度の評価を加味すると、レイクのレベルは大手消費者金融にかなり近い状態であることが予想されますね。

レイクのローンスペックから考えられる審査難易度

今度はレイクのカードローンとしての内容から審査の難易度を考えることにします。

借入条件、利用対象者や年齢制限といった利用条件の点から難易度を推し量ることにしましょう。

借入条件から覗える審査難易度

金利や融資限度額といった借入条件から審査の難易度をある程度推定することができます。

例えば、金利が高いと利息収入が増えるのでその分貸倒損失を多く出してもそれをカバーできます。

つまり、新規顧客を増やしてもその分の貸倒れに耐えられるようになるため審査を甘くすることができます。

このことから金利の高めの設定は審査の甘さに繋がっていることもあり得るわけですね。

金利の数値は融資限度額の大きさに対応するので、他社と比較するには限度額を統一してみることが必要です。

そのため表4の金利はレイクの限度額にあわせた数値になっています。

レイクの下限金利は、中小消費者金融を除き他の事業者グループとほぼ同等と考えてよいでしょうが、細かくみると若干低めなっています。しかし、難易度の差を説明するほどの差とはいえないでしょうね。

他方、中小消費者金融とは明らかに差があり下限及び上限ともにレイクのほうがかなり低くなっています。

この点を難易度に置き換えるとレイクのほうが審査は厳しい可能性があるということになり、表1の難易度表の結果に合致しています。

レイクの上限金利は、他の銀行と比べると割高になっています。もちろん実際の限度額の設定では差がかなり縮まる可能性はありますが、最高で約3%の差が開いていますね。

つまり、上限金利が適用される限度額の領域ではレイクのほうが審査は甘いかもしれません。

この点についても表1の難易度の結果と合致していると考えてよいでしょう。

レイクと大手消費者金融と比べると内容的にほぼ同等なのでこの点から難易度を考えた場合、あまり差がないといえそうです。

大手信販会社との比較ですが、表4に挙げた事業者とは同等の内容になっていますが、全体的には限度額の大きさに差があり比較が難しくこの点からの難易度の判断は適切ではないでしょう。

以上の点から判断すると、金利の面から想定されるレイクの審査難易度は中小消費者金融より厳しく、他の銀行については上限金利が適用される範囲ではレイクのほうが甘くその他の領域では同等レベルと推察されます。

レイクと大手消費者金融や大手信販会社と比較すると難易度は同等レベルになると考えられますね。

表4:貸付金利

ローン事業者 貸付金利
レイク 4.5%~18.0%
A都市銀行 4.6%~14.6%
B地方銀行 4.8.%~14.6%
Cネットバンク 4.9%~14.5%
D大手消費者金融 4.5%~18.0%
E中小消費者金融 7.8~18.0%
F大手信販会社 4.5%~18.0%

利用対象者から覗える審査難易度

利用対象者をどのように設定しているかで審査の難易度を推定できる場合もあります。

収入が少なく不安定な仕事についている借手ほど貸倒リスクは高くなるので、そうした方へ貸すローン事業者の審査は甘めと考えられるでしょう。

パート、アルバイトや派遣社員に関してはほとんどのローン事業者は対象に含めているので、それ以外の対象者の取り扱いで傾向を確認する必要があります。(こちらもご参考に→派遣社員でもレイクの在籍確認簡略化できる?

レイクの場合専業主婦は原則として対象に含められていませんが、ネットの口コミでは審査通過している事例が時々みられます。学生もアルバイトなどで一定の収入があれば利用可能となっています。

また、収入が年金のみという方の利用も認めており年金受給者に対応している数少ないローンの一つです。

これに対して、都市銀行では学生や専業主婦の取り扱いで一部が不可としていたり条件付きであったりとやや厳しい面もありますが、専業主婦に関しては半数が対象としているようです。

地方銀行は数が多いので傾向にばらつきはありますが、一部の銀行で学生を不可としているケースがみられます。

また、専業主婦や年金受給者への対応では不可とする銀行が少なくありませんね。ネットバンクは地方銀行に近い傾向が見受けられます。

大手消費者金融の場合学生に関してはレイクと同じですが、専業主婦については総量規制の点から原則利用不可となっていて配偶者特例を適用しようとする大手消費者金融はないようですね。

年金受給者への対応については一部で不明のところもありますが、対象者に含めていないとみてよいでしょう。

以上の点からレイクの利用対象者の取り扱いの程度は他の事業者よりもやや広めとみてもよいのではないでしょうか。

年金受給者も利用対象者に含めておりケースによっては専業主婦にも対応するなど柔軟な審査をしているといえるのではないでしょうか。

表5:利用対象者

ローン事業者 学生 専業主婦 年金受給者
レイク 不可(安定した収入が必要)
A都市銀行 可(10万円以内、親権者の同意要件あり) 可(30万円以内、配偶者に関する収入要件あり) 不明
B都市銀行 不明 可(30万円以内、配偶者に関する収入要件あり) 不明
C地方銀行 不可 可(配偶者に関する収入要件あり)
D地方銀行 不明 可(配偶者に関する収入要件あり) 不可
E地方銀行 不明 不可 不明
F大手消費者金融 不可 不明
G大手消費者金融 不可 不可

年齢制限から覗える審査難易度

レイクをはじめとしたカードローン事業者は利用条件に年齢制限を設けています。下限年齢はほとんどの事業者が「満20歳以上」としています。

一方、上限年齢は各事業者でかなりのばらつきがあります。

一般的に定年退職した後、年齢が増すごとに仕事に就きづらく労働による収入を得ることが難しくなるので、お金の貸手は高齢者であるほど貸倒リスクが増すと考えます。

言い換えるとより高齢者を対象者としているローンほど審査基準が甘めになっている可能性が考えられるわけです。レイクの上限年齢は満70歳以下とかなりの高年齢になっています。

これに対して、都市銀行ではすべてが65歳以下となっています。地方銀行やネットバンクでは満70歳以上に設定するところは少なくやはり65歳前後が相場なっていますが、60歳以下で設定するところもみられますね。

大手消費者金融は1社が65歳までとしており、2社が69歳まで、1社が未設定となっており比較的高齢者対応をしているといえるでしょう。大手信販会社は数が少ないので省きますが、中小消費者金融はバラつきが多いものの高齢者へ積極的に対応しているようです。

以上の点からレイクは他の銀行よりもはるかに高齢者対応を行っており、消費者金融と比べると同等程度であるので、審査基準は銀行より甘めで消費者金融とは同じくらいと考えられるかもしれませんね。

総合的に考えてレイクの審査は甘いほうか

今までインターネット上の口コミやローン紹介サイトなどによる情報、指標による分析、ローンスペックからの考察を通じてレイクの審査難易度を確認してきましたが、その結果を表6にまとめてみました。

ネット上の一般的な審査難易度としてレイクは都市銀行に次いで厳しいと考えられますが、口コミ情報に基づく他社との比較やブラックへの対応の実績などを加味するとその難易度は他の銀行や信販会社より甘く、大手消費者と同等の水準といえるケースもみられます。

審査通過率などの指標を使ってレイクの難易度を把握すると、大手消費者金融よりやや厳しい結果になっていますが、やはり同等レベルであることが確認できました。

ローンスペックの利用条件でレイクの審査基準を考えると、金利、利用対象者、年齢制限の点で他の銀行よりも基準が甘く、大手消費者金融とでは同等レベルの基準ということもわかりました。

以上の結果を総合的に判断すると、レイクの審査の難易度は都市銀行、地方銀行やネットバンクよりも甘めで、大手消費者金融や大手信販会社と同等のレベルかやや厳し目といった位置が想定されます。

申込者の中にはレイクが銀行運営になったから審査が厳しくなったとか、銀行ローンだが消費者金融よりも厳しい、などと先入観を持っておられるかもしれませんが、必ずしもそういうケースになると限らないことを認識してレイクも検討に入れてほしいですね。

表6:難易度の分析のまとめ

判断材料 評価内容 評価結果
ネット上の情報 1.審査難易度表にあてはめるとレイクは業界で2番目に難しい事業者グループに入る可能性がある
2.口コミ情報をみると、レイクの難易度は申込者の状況により大手消費者金融や大手信販会社と同等のレベルのケースも少なくない
3.ブラックの審査通過の事例もみられる
1.都市銀行に次ぐ難しさ
2.大手消費者金融や大手信販会社と同等のレベル
3.他の銀行や信販会社より甘く、大手消費者と同等のレベル
評価指標 4.審査通過率や新規顧客獲得数伸び率が大手消費者金融よりやや劣るものの同程度のレベルといっても差し支えない 4.大手消費者と同等のレベル
ローンスペック 5.金利、利用対象者、年齢制限の点から考えた場合、レイクの審査基準は他の銀行より甘めで大手消費者金融や大手信販会社と同等かやや甘めと想定される 5.大手消費者と同等かやや甘め

【参考ページはこちら】
レイクでお金を借りる時のリスクはどのくらい?

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