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総量規制から紐解く株式会社新生銀行レイクのメリットを徹底比較!

銀行や消費者金融のカードローンの利便性について疑う余地は無いと思います。

カードローンは、比較的審査が甘めで緩めで、かつ申し込んだ当日に即キャッシングできる点が大きなメリットと言えます。

そんな利便性の高さが際立つ一方で、カードローン利用には幾つかの制約があります。

その制約の中でも特にカードローン利用者にとって大きな障害となってしまうのが「総量規制」なんです!

そこで今回は、カードローン利用における総量規制の有無との中心視座から、具体的に大手消費者金融『株式会社新生銀行レイク』を取り上げて総量規制に絡むメリットやデメリット等、様々な観点から総量規制とキャッシングの関係性に関する考察を掘り下げてみたいと思います。

株式会社新生銀行レイクは総量規制の対象外なんです!

かつて「消費者金融」と言う呼称では無く、現在の消費者金融が「サラ金」と言われていた時代では、過剰融資に陥って生活が破綻してしまった人が少なくありませんでした。

また、当時の融資ではグレーゾーン金利が認められていたことから、今日の利息制限法を超えた年29%と言った高金利で貸し付けることが認められていたのです。

その事でサラ金利用者の少なくない人たちが「返済の為に他社から借金してしまう…」と言ったような借金の泥沼に嵌り込んでしまったのでした。

そのような「借り過ぎによる生活破綻」が大きな社会問題化したことで行政側はなんらかの対策を講じる必要に迫られたのです。その対策がこれから考察を進めていく「総量規制」なのです。

総量規制ってなんだろう?

総量規制とは、分かり易く言うと、「消費者金融の利用者がお金を借り過ぎて生活破綻に陥らないようにする為の借入規制」を定めた法律なのです。

法的用語で解説すると「消費者金融での個人の借入では自身の年収の3分の1以上の融資を受ける事を禁止する」と言ったことですね。

そして、かような総量規制は、消費者金融を対象とした貸金業法による総量規制の法律となるのです。

ここでひとつ注意して欲しいのは、総量規制は貸金業法による規制となることで、貸金業法ではなく銀行法で融資が規制される銀行は総量規制の対象外になるとの点です。

それゆえ、銀行カードローンを利用する際には、総量規制は問題となりません。総量規制の対象となる消費者金融では、たとえば年収が400万円ある人の場合には、消費者金融でキャッシングできる限度額の上限は120万円までとなります。

そして、ここまで総量規制の対象になるのは消費者金融での借入と解説してきましたが、実はクレジットカードでのキャッシング枠の利用にも適用されるのです。

そのことから総量規制に対する考え方としては、

消費者金融での借入とクレジットカードでのキャッシング枠を利用した借入との総額が年収の3分の1を超えないことになるのです。
それゆえ、消費者金融かクレジットカードかのどちらかで既に年収の3分の1まで借りてしまっている場合には消費者金融でもクレジットカードでもそれ以上の融資は受けられません。

ただし、クレジットカードのショッピング枠利用については総量規制の対象外となります。

以上のように、総量規制の目的は、「年収の3分の1まで」との枠を前もって当て嵌めることで消費者金融の利用者への過剰融資を防ぐことと、利用者自身に対しても借り過ぎを抑制させるとの2つの点があると言って良いのです。
(⇒レイクでは総量規制以上に借りることができるの?

総量規制導入によって利用者の動向や意識はどうなった?

総量規制の導入は2010年6月でした。そして、総量規制の導入によって消費者金融側でも、また消費者金融を利用する人達にとっても、キャッシングにおいてメリットやデメリットが生まれてしまったのです。

総量規制導入によるメリット

最初は総量規制の導入によるメリット面から考えてみましょう。まずメリットとして挙げられるのは、かつてのサラ金時代のような無原則な貸し付けによる生活破綻者が激減したことでしょう。

総量規制の導入は、利用者側はむろんの事、融資する側である消費者金融サイドにおいても融資に抑制が働くようになったと言えます。そして、その事は消費者金融の融資姿勢に堅実さと誠実なイメージを付与することになったと考えられるのではないでしょうか?

総量規制導入でのデメリット

一方で、実は総量規制の導入はデメリットの面も少なくないことが実態だと言えるのです。

たとえば、これまで年収による制限無くキャッシングできていた利用者側としては、今まで通りの額を借りれなくなってしまった事と、原則として50万円超の借入を1社からするケースと、他社からの借入額を含めて100万円超の場合には収入証明書の提出が義務付けられたことで借りる煩雑さが増えたことがデメリットとなりました。

さらに、年収が少なくて消費者金融では小額しか借りられない人が総量規制を無視した融資と利息制限法を無視した高金利でお金を貸し付ける闇金や悪徳金融業者に申込んでしまうケースが増えて来ていることも総量規制による無視できない弊害、デメリットと言えるのです。

つまり、

総量規制の導入は、ある意味で違法な闇金や悪徳金融が活躍できる素地や余地を広げてしまった

と言って良いのです。

そして、利用者側のデメリットとして無視できないのが専業主婦の方が消費者金融でお金を借りれなくなってしまった事なのです。総量規制導入以前は、専業主婦でも消費者金融で融資を受けられました。

しかし、総量規制導入後では、

収入の無い無職無収入の人への融資はできなくなったのです。

そして、無職無収入の専業主婦も融資不可の対象になったのです。

他方、消費者金融側としては、総量規制による融資規制が掛ったことで利益が減少したのがデメリットとなりました。

たとえば、銀行系の大手消費者金融の1つであるプロミスでは、総量規制導入前の2008年と導入後の2010年での収益を比較すると、2008年に比べて2010年度の収益率はマイナス30%近くまで落ち込んでしまったのです。

さらに、消費者金融サイドを襲ったのは“過払い金返還請求”が相次いだことでした。

2010年の貸金業法改正と利息制限法の導入によって、かつてのグレーゾーン金利による高金利を謳歌したツケが回って来てしまったのです。

過払い金返還請求によって経営破綻に追い込まれてしまった消費者金融はたくさんありました。

他方で過払い金返還請求によって経営難に追い込まれた大手消費者金融は、こぞって大手銀行の傘下に入る事で「銀行系」の消費者金融として生き残りを図りました。

そして、後の章で詳しく取り上げる『株式会社新生銀行レイク』も大手銀行の株式会社新生銀行の傘下となるかたちで銀行系消費者金融として現在に至ることになったのです。

しかし、大手のサラ金でありテレビCM等でも有名だった『武富士』という会社は、過払い金返還請求に対して自助努力のみで乗り切ろうとした結果、経営難を回避できずに経営破綻となって倒産して現在は武富士はありません。

総量規制対象外のメリット・デメリット

以上の考察では「総量規制の対象となるメリットとデメリット」について、消費者金融側と利用者側の双方の立場から見て来ました。

ここでは視点を変えて、「“総量規制の対象外”となる場合のメリットとデメリット」に関して考えてみたいと思います。また、今回取り上げる『株式会社新生銀行レイク』にも絡めて記述していきます。

総量規制対象外のメリットはなに?

まず最初に指摘しておきたいことは、株式会社新生銀行レイクは消費者金融の範疇に入る銀行系の大手消費者金融ですが、株式会社新生銀行レイクは総量規制の対象外であると言うことです。

その一方で、同じ銀行系消費者金融のアコム、プロミス、モビット、またノンバンク系大手のアイフルは、総量規制の対象となります。総量規制対象外のメリットとして、いの一番に指摘できるのは、年収の3分の1までしか融資できない総量規制の法的な縛りや規制が働かないことです。
(⇒レイクとその他カードローンの比較

法的に限度額へ規制がかかる事と、あくまでも消費者金融の自己規制による限度額へ規制が掛る場合とでは、一見すると同じ事のように感じるのですが、その実、意味合いは大きく異なると言って良いのです。

なぜなら、借入額の上限規制が法的である場合には、総量規制以上の融資をしてしまうと法律違反となって行政処分を受けてしまうからです。

一方、自主規制による限度額の規制なら、審査次第で年収の3分の1以上借りれる可能性も残され、かつ年収の3分の1を超える融資を行ってもなにも行政処分はされないのです。

高額融資を希望する人でないならあまり関係は無いのですが、高額融資を望む人には、総量規制対象となる消費者金融では必然的に自身の年収の3分の1までになってしまいます。

しかし、総量規制の対象外となる株式会社新生銀行レイクなら、審査によっては年収の3分の1以上でも借りられるので高額融資を希望している方にはメリットがあるのです。

もうひとつのメリットは、「総量規制の対象外」であると言うことは、先に触れた条件を当て嵌めると専業主婦でもキャッシングがOKとなることなんです。

たとえば、銀行法によって融資が規制される総量規制の対象外となる、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行等のカードローンでは、専業主婦への融資も可能となっています。

ただし、専業主婦のキャッシングの場合には

配偶者(=夫)に継続した一定の安定収入があることが絶対条件となり、また専業主婦では最高でも30万円くらいが融資の上限額となります。

他方、総量規制の対象外となる株式会社新生銀行レイクの場合はどうなのでしょうか?…「総量規制の対処外だから銀行と同じように専業主婦でもOKじゃないの?!…」と言いたくなるところですが、実は株式会社新生銀行レイクの場合は、専業主婦のキャッシングはかなり厳しい、あるいは不可能と言って良いようですね。

なぜなら、株式会社新生銀行レイクの公式HPの申込条件の中に「継続した一定の安定収入がある人」との条件が明記されているからです。

その条件に当て嵌めると、専業主婦は無職無収入なので株式会社新生銀行レイクでのキャッシングは無理と結論付けられるのです。

総量規制対象外のデメリットってあるの?

「総量規制の対象外となったことでデメリットはあるのか?…」と問われれば、答えとしては「その事で被るデメリットはありません…」となるでしょうね。

逆に総量規制の対象外となるのは「銀行」となるので、銀行でキャッシングすればかえって低金利メリットと融資額の大きさをエンジョイできるので、やはりメリットの面が際立つと言って良いでしょう。

他方で、「年収の3分の1まで…」と言った融資に法的規制が無い事から、「過剰融資になってしまうのではないか?!…」との危惧も考えられなくもありません。

が、総量規制の対象外となるのは銀行なので審査は厳しめであることから、むしろそう簡単にお金は借りれないと考える方が妥当であり、かつ銀行なので「絶対に無理な融資はしない」と考えるのが普通だと思いますよ。

だからそのような危惧は要らぬ心配とも言えるのです。

そして、総量規制の対象外となる株式会社新生銀行レイクに限って言えば、他の総量規制の対象外となる銀行と比べると「金利の高さ」がデメリットとして感じてしまうのです。

まずは以下にレイクも含めた総量規制対象外となる金融会社の比較表を提示してみます。レイクとの比較の為に取り上げる金融会社は次の通りです。

  • 三菱東京UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • オリックス銀行
金融会社 金利 限度額
株式会社新生銀行レイク 年4.5~18.0% 1~500万円
三菱東京UFJ銀行 年4.6~14.6% 最高500万円
三井住友銀行 年4.0~14.5% 10~800万円
みずほ銀行 年4.0~14.0% 10~1000万円
住信SBIネット銀行 年1.99~7.99% 10~1000万円
オリックス銀行 年3.0~17.8% 最高800万円

さて、上記の比較表を見た感想はどうでしょうか?レイクの金利は年4.5~18.0%となります。最低金利の年4.5%は他の銀行の最低金利と比べてもそれほど「高い!」との印象は持ちませんよね!

しかし!…年18.0%と言った最高金利に関しては、他の銀行のそれと比較してしまうと明らかに「高い水準だ!」と言えるでしょうね。

たとえば、株式会社新生銀行レイクで年18%で50万円借りて毎月の返済額を5万円だと仮定して、借りた翌月から返済し始めるとほぼ11カ月で完済となり、その間に掛る金利はおよそ45785円となります。

一方、株式会社新生銀行レイクよりも低い年10%で他の銀行で同じ条件で借りて返済したとすると、金利はおよそ24280円となるのです。

そして、株式会社新生銀行レイクと株式会社新生銀行レイクよりも低い金利で借りれる銀行との金利差は、21505円となるのです。

1年間で21505円もの金利負担が重くなるのは厳しいと思いますよ。そして、借入額が大きくなればなるほど、また返済期間が長くなればなるほど、この金利差による負担も大きくなってしまうことは言うまでもありませんよね。

以上、総量規制の対象外によるデメリットに関しては、銀行の場合にはデメリットは無いと言えます。

他方で、同じ総量規制対象外の株式会社新生銀行レイクのケースでは、あくまでも銀行との比較において金利水準の高さがデメリットとして感じられてしまうことになると言って良いと思います。

総量規制対象外から見た株式会社新生銀行レイクの魅力!

さて、ここでは“総量規制の対象外”との観点から検証した株式会社新生銀行レイクの魅力について考察してみます。

総量規制の対象外となる株式会社新生銀行レイクの魅力は、同じ銀行系大手消費者金融との比較から浮き立つと言って良いのではないでしょうか?

あくまでも銀行系の消費者金融である株式会社新生銀行レイクを利用する際には、先に取り上げた銀行カードローンではなく、やはり同じ銀行系大手と比較して利用することになると思われるからです。

また、口コミ情報を見ても、株式会社新生銀行レイクに申込んだ人の多くは、同じ銀行系大手のプロミス、アコム、モビット、加えてノンバンク系大手のアイフルといったところに申込んでいます。かつそのような消費者金融との比較からの感想や意見を呈した口コミ体験談が多いのです。

他方で、銀行カードローンへの申込みを軸に考えている人は、株式会社新生銀行レイクやプロミス等の消費者金融を申込み対象にする人は少ないのです。株式会社新生銀行レイクと比較する為に取り上げる消費者金融は以下の通りです。

  • 株式会社新生銀行レイク
  • プロミス
  • アコム
  • モビット
  • アイフル
消費者金融 金利 限度額 審査
株式会社新生銀行レイク 年4.5~18.0% 1~500万円 ・審査通過率は35%程度
・パートやアルバイトでも安定収入さえあればOKなので審査は比較的緩め
プロミス 年4.5~17.8% 最高500万円まで 口コミでは柔軟審査でパートやアルバイトも申込可で審査は甘め
アコム 年4.7~18.0% 1~500万円 審査通過率はなんと48.7%!で大手の中では審査が一番甘い
モビット 年3.0~18.0% 1~800万円 「勤続年数が1年以上ないと審査で不利」との情報あるので審査はやや厳しめ
アイフル 年4.5~18.0% 最高500万円まで 審査通過率は44%程度で大手の中では第2位ゆえに審査は甘めと言える

以上の比較から言えることは、株式会社新生銀行レイクの内容は他の大手消費者金融の内容と比べてなんら見劣りしてしまう点は無いと言うことではないでしょうか。

たとえば、金利についてはプロミスの最高金利の年17.8%にはやや見劣りしてしまいますが、他での比較では同水準です。また、限度額についても最大500万円はすべての限度額と同じです。

他方で審査に関して言えば、審査通過率でみると、一番甘めなのがアイフルとなります。そして第2位がアコム、プロミスが3位で株式会社新生銀行レイクは第4位となります。

そのことから“借り易さ”との点で言えば、株式会社新生銀行レイクはやや分が悪いと言って良いかもしれません。しかし、株式会社新生銀行レイクの審査は消費者金融の審査となるので、銀行カードローンの審査に比べると甘めで柔軟となります。

さらに言えば、株式会社新生銀行レイクでは、初回の利用に限られますが、「5万円以内なら180日間無利息」か「借入額に関係なく30日間金利ゼロ」のどちらかの無利息サービスが受けられます。

無利息サービスについては、プロミスとアコムで30日間無利息サービスがありますが、アイフルとモビットには無利息サービスがありません。また、銀行カードローンにも無利息サービスは無いのです。

以上の比較視座から浮き立つ株式会社新生銀行レイクの魅力に加えて、株式会社新生銀行レイクには“総量規制の対象外”と言った他の銀行系消費者金融やノンバンク系のアイフルには無い絶対的なメリットがあるのです。

そうなると融資スペックに大差なく、かつ総量規制の対象外とのメリットは、株式会社新生銀行レイクだけとなると、もう答えは出ていると思いますよ!そうなんです!この中ではやはり株式会社新生銀行レイクの魅力が一番魅力的と感じてしまうと言うことです!!

まとめ ~総量規制対象外の株式会社新生銀行レイクはやはり魅力的!~

同じ総量規制の対象外となる各銀行カードローンとの比較では、株式会社新生銀行レイクのやや分の悪さが目立つ事実は否めないと思います。

その一方で、同じ銀行系消費者金融との比較においては、株式会社新生銀行レイクの魅力やメリット面が際立つと思います。

そして、株式会社新生銀行レイクの魅力は、なんと言っても「年収の3分の1までの融資に限られてしまう総量規制の対象外になっている…」と言った点なのです。

そのことから言えるのは、株式会社新生銀行レイクは「消費者金融の借り易さ+銀行ゆえのメリット」が融合したハイブリッドな消費者金融!と言うことではないでしょうか?!

他の銀行系消費者金融では株式会社新生銀行レイクのような“銀行ゆえのメリット”が融合した趣きは正直言って感じ取れませんね。

そして、株式会社新生銀行レイクのそんなハイブリッドな趣きこそが株式会社新生銀行レイクならではの魅力と言って良いと思いますよ!!

【参考ページはこちら】
アイフル、レイク、プロミスの特徴を教えて!

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