金利はお得?レイクで6万借りた場合を他社と比べて検証
初めての利用なら圧倒的にレイクがお得という話を耳にしたことがあるでしょうか?
あるいはレイクは初めての利用の時はお得だけど、その時だけだよという反対意見があることをご存知でしょうか?
これらの立場はまるで反対のことを主張しているかのようです。
今回はテレビコマーシャルでもよく知られたレイクの例を中心にして、どのように活用すればお得になるのか、そしてお得なキャッシングとはどのようなことなのかをできる限り丁寧に解説したいと思っています。
これを読めばきっと得するようになるはず?
実際のキャッシング手数料は利息である
キャッシングをする時、何よりも気になるのは金利ではないでしょうか。
まさか金利を無視してキャッシングするという豪傑はいないと思いますが、金利はキャッシングの有利不利を考えるための重要な尺度の一つだと考えることができます。
しかし、単純に金利が低ければお得であると結論することはできません。金利が低いにも関わらず、条件に適合せず利用できない金融サービスも少なくないのです。
このような金融サービスであれば、金利の高い低いは全く関係ないことになってしまうでしょう。
金利が低くても、長期間に渡ってしまうキャッシングローンの利用では多額の利息を支払うことになるでしょう。
つまりキャッシング利用の品質は金利ではなく利息などの支払い手数料で判断する方が現実に即しているということができるのです。
キャッシングの有利さは支払いコストで考える
それではキャッシングを利用する際には一体どのような手数料、あるいはコストが必要なのでしょうか。
例えば、申し込みに必要な書類を用意するために経費が必要になる場合もあるでしょうし、またキャッシングする際に移動交通費が必要かもしれません。
- キャッシング利息
- キャッシング利用手数料
- その他の雑費
キャッシング利用に関わる見えないコストに配慮することがお得な利用には不可欠なのです。
キャッシング利息は元金から計算される利息のことであり、キャッシングする時にはわかりやすく把握することができる代表的な数字ということができるでしょう。
一方、申し込みの手間もコストの一つだと言うことが可能なのです。
例えば、10万円をキャッシングするために2週間以上もの時間が必要になってしまったら、その期間の金利を負担したことと同じことになるでしょう。つまり必要期間を金利で換算できるのです。
また、申し込みに際して必要とされる書類を揃えるのにも手間が必要になります。この手間もまたキャッシングコストとして考える必要があるでしょう。
必要書類が多ければそれだけコストが高いキャッシングですし、逆に少なければコストが低いといえます。
このように考えると単純に設定されている金利の高低でキャッシングのお得を判断することにはリスクが大きいということがおわかりいただけるでしょう。
さらに金利と利息とは異なっていることを把握しておく必要があると言えます。
金利はキャッシング契約の際に決定され、一つの契約に対して固定的に適用される数字ですが、利息は実際のキャッシングローンの利用に際して、利用期間に応じて毎回計算される変動する数字なのです。
この利息は、元本、金利と利用日数から計算されるのです。
金利から利息を計算する方法
利息を計算することはそれほど難しいことではありません。
キャッシングを利用するのであれば、返済の計画を立てるためにも必須のものですので、おさらいをしておきましょう。
下に挙げた式はリボルビング形式のもので、ローン利用では基本的なものの一つです。
上記の式中、年間日数は通常年を365日として、うるう年は366日とすることが通例のようですが、金融業者によって異なる場合もあるかもしれません。
この計算式を使って幾つかの計算例を挙げておきますので、電卓を使って練習してみてください。
元本(円) | 金利(%) | 利用日数(日) | 年間日数(日) | 利息(円) |
---|---|---|---|---|
10000 | 18.0 | 30 | 365 | 148 |
20000 | 18.0 | 30 | 365 | 296 |
10000 | 14.5 | 30 | 365 | 119 |
20000 | 14.5 | 30 | 365 | 238 |
一般にキャッシングローンを利用することを考えると銀行系カードローンを利用するかあるいは消費者金融系カードローンを利用するかという選択になることが多いようです。
次にこれらを銀行系、消費者金融系を代表的ケースとして検討してみたいと思います。
6万円キャッシングした時の返済計画
6万円のキャッシングとは、決して高額のキャッシングとは言えませんが、統計データなどに見られる生活資金のキャッシングとしては少ない金額とは言えなくなる金額です。
その分金利の影響が大きく表れてくるものと考えられます。
銀行カードローンでキャッシングする場合
M銀行カードローンの場合のスペック
金利 | 4.6%?14.6% |
---|---|
利用限度額 | 10万円?500万円 |
ATM手数料 | 無料 |
このカードローンでの支払いシミュレーション計算例は以下の通りになります。
元金 | 6万円 | 金利 | 14.6% | ||
---|---|---|---|---|---|
毎回返済額 | 9,000円 | 返済回数 | 7回 | 総支払い利息 | 2,887円 |
銀行が提示しているカードローンの金利は4.6%?になっていますが、この金利はほとんどの場合、利用限度額が最高額の場合に適用される金利なのです。
金利は限度額が小さいほど高くなり、限度額が大きくなれば低くなるように設定される傾向にあります。
また毎回の支払い金額を多くすればその分支払い利息は少なくなりますが、今回のシミュレーションでは、比較のために毎回の支払い金額を9,000円にしています。
あくまでも概算による比較になることをあらかじめご理解ください。
ちなみに銀行のカードローンの場合、今回のように6万円のキャッシング利用であっても、カードローンの申し込みは10万円以上になっていることが多いようです。
ですから、申し込みする利用限度額は10万円が最低申し込み金額ということになります。
このことであるいは別の問題も生じるかもしれません。
それは利用金額は少額であるにもかかわらず、申し込み金額に応じたキャッシング審査を受けなければならないということです。
申し込み金額が大きくなれば、その分は確実に審査が難しくなるので注意ですね。
これに対して、代表的な消費者金融業者によるカードローンの利用例を挙げておきます。
消費者金融のキャッシング
消費者金融業者Aカードのスペックは以下の通り
金利 | 4.7%?18.0% |
---|---|
利用限度額 | 1万円?500万円 |
提携ATM利用料 | 1万円以下108円、1万円超216円 |
このカードローンでの支払いシミュレーション計算例は以下の通りになります。
元金 | 6万円 | 金利 | 18.0% | ||
---|---|---|---|---|---|
毎回返済額 | 9,000円 | 返済回数 | 8回 | 総支払い利息 | 3,635円 |
この2つのシミュレーションを見比べてみるとそれぞれの総支払い利息の差は、1,080円になります。
キャッシング6万円に対して2%以下の額です。
これは大きな違いでしょうか、それとも小さな違いでしょうか。この判断にはいろいろと立場があるようです。
一般に銀行系カードローンの方がキャッシング条件が有利である分、審査に通過することは難しいということになっています。
つまり消費者金融業者の利息は審査に通りやすく、手軽に利用できる分の代償であるというわけです。この主張はもっともらしく響きます。(こちらもご参考に→レイクの利息に関するおすすめ記事)
しかし、この消費者金融業者の場合は利息以外のコストが必要になる場合があるのです。それは利用する際、つまりキャッシングの利用時と返済の時に提携ATMを利用した場合には別途コストがかかってくるのです。ATM利用手数料ですね。これが最大…
ATM利用手数料216円+108円×8=1,080円
なので支払い総利息とATM利用手数料とを合わせた手数料総額は4,715円になってしまいます。この場合の銀行カードローン利用とを比較すると手数料総額の差は1,828円になります。やはり6万円に対しては3%程度の金額ではあるのですが…。
総支払い利息の3,635円に利用手数料として1,080円が別に必要になってしまうという考え方も成り立ちます。支払うことになる手数料全体から見れば決して小さい金額ではなく、また無視することはできない要素になってくるのではないでしょうか。
さらに消費者金融系カードローンには落とし穴とも言える課題が残されています。消費者金融は総量規制の対象になるのです。(こちらもご参考に→総量規制対象外のレイクのカードローンについておすすめ記事)
消費者金融業者は貸金業法による監督を受けており、年収の3分の1を超えたキャッシングを利用することができないのです。
つまり一軒の消費者金融業者でのカードローン利用額が小さくても、複数のカードローンを利用している場合などであれば、利用総額で年収の3分の1を超えるともはや消費者金融業者ではキャッシングを利用することができないことになります。
銀行系カードローンと消費者金融系カードローンとの比較をまとめると次のようになるでしょう。
銀行系カードローンでは…
- 審査が難しくなる
- 手数料が低い
消費者金融系カードローンは…
- 審査は易しい傾向にある
- 手数料が高い
そこでレイクの利用価値を判断することができるのです。レイクのカードローンのスペックを挙げてみましょう。
金利 | 4.5%?18.0% |
---|---|
利用限度額 | 1万円?500万円 |
提携ATM利用料 | 無料 |
レイクは消費者金融ではない
レイクのカードローンスペックに表示されている金利は消費者金融とほぼ同じ。最低金利が前述の消費者金融業者よりも0.1%低いのですが、もちろんこれは利用限度額いっぱいの時に適用されるモノなので、6万円のキャッシングでは影響されません。
それでもレイクにはメリットがあるのです。それこそが、レイクが消費者金融業者ではなく銀行であるということに起因していることなのです。
レイクはもともと消費者金融業者でしたが現在は株式会社新生銀行のカードローンのブランドとして活躍しているのです。
しかしレイクの場合、かつての消費者金融業時代の精神をそのままに営業しているため、あたかも銀行が発行する消費者金融カードローンといった趣きのカードローンになっているということになります。そこでレイクのメリットをリストしてみると…
レイクのメリット
- 消費者金融並みの審査である
- 総量規制の対象外である
- 無利息ローンが提供されている
- ATMの利用手数料が無料
これらのメリットを活用することで、レイクのカードローンは有利に活用することができると言えるのです。
もちろんこれらのことを知らずに活用しなければ、他の消費者金融系のカードと違いはわからず、メリットを棒に振ることにもなりかねませんよね。
初めての利用なら銀行より圧倒的に有利になる
レイクの最大のメリットは、初めての契約であれば2つの無利息ローンから選んで利用することができることでしょう。
一つは30日間全額無利息になるローン、もう一つは180日間5万円分が無利息になるローンです。
(⇒レイクの無利息キャンペーン、どっちがおすすめ?)
それではそれぞれの無利息ローンを利用した場合のシミュレーションを提示してみましょう。先ほどとできるだけ条件を揃えてシミュレーションした結果が次の通りです。
30日間無利息を利用して6万円をキャッシングした場合
元金 | 6万円 | 金利 | 18.0% | ||
---|---|---|---|---|---|
毎回返済額 | 9,000円 | 返済回数 | 7回 | 総支払い利息 | 2,658円 |
必ずしも実際の数字ではありませんが(あくまでもシミュレーションです)、前述の銀行系カードローンを利用するよりもさらに、総支払い利息は低く抑えることができています。これはどれほどすごいことかがわかると思うのです。しかし、早合点は危険です。
もう一つの無利息ローンを利用した場合をシミュレーションしてから判断することと致しましょう。
レイクが提供しているもう一つの無利息ローンは、180日間キャッシング金額から5万円分だけ利息を免除するというものです。これを利用すれば以下の通りです。
180日間5万円分無利息を利用して6万円をキャッシングすると
元金 | 6万円 | 金利 | 18.0% | ||
---|---|---|---|---|---|
毎回返済額 | 9,000円 | 返済回数 | 7回 | 総支払い利息 | 254円 |
目を疑うような結果ではないでしょうか。負担する利息の総額がたったの254円になってしまうのです。
これは当初から1万円分に対する利息を必要とすることになり、3回目以降は元金が5万円を下回ることによる効果です。
いずれにせよ、このような金額を通常の年率に換算するとなんと1.35%程度の金利でなければならないことになります。いかがでしょうか?
使い方によってはどんな銀行も太刀打ちできないような圧倒的な好条件で利用することが可能なのです。
問題は無利息ローンをどのように活用するかということでしょう。
レイクでは公式ホームページでどちらのローンがお得になるのかが簡単にわかるシミュレーターを提供しています。これを使えばほぼ把握できるはずです。
残念なのは、最初の利用の時にのみこの無利息ローンが利用可能だということかもしれません。
消費者金融系カードローンと同等の手軽さで入手することができるレイクのカードローンは他に対抗できるメリットはないのでしょうか?
それでは、無利息ローンを利用できない場合ならレイクを利用することにはそれほどメリットはないといえるでしょうか。
ところが実はそうでもないのです。レイクでは利用手数料をかけずに提携ATMを利用することができるのです。
ATM利用手数料を考えに入れるとレイクはやはり有利
ATMの利用手数料がどれくらいのインパクトを持っているかを確認致しましょう。ATMの利用手数料は一般的に以下のように決められています。
1万円以下の利用で108円の負担
仮に1万円のキャッシングを年率18.0%で利用したとすると、30日分の利息は147円になります。
これでは余分に1万円近くのキャッシングをしたことと同じだと言えるのではないでしょうか?ATM利用手数料の負担は軽いものとは言えませんね。
さらにキャッシング利用時に提携ATMを利用し、返済時にも1万円分の利息を超えることになってしまうことを付け加えておきましょう。
つまり出金、入金の両方でATM利用手数料が必要になる場合を考慮しておく必要があるわけです。
1万円超えで216円の負担
そして1万5千円のキャッシングなら、30日後の利息は221円(年利18.0%)だが、そこにATM利用手数料を加えると437円、返済時にも利用すると653円にもなる。この金額を年利に換算すると53%にもなってしまう、驚きの数字ですね。
では6万円のキャッシングでATM利用手数料を負担したとするとどんなことになるのでしょうか。
つまり通常の消費者金融系カードローンで入出金にATMを利用した場合の収支を確認しておく必要があります。
元金 | 6万円 | 金利 | 18.0% | ||
---|---|---|---|---|---|
毎回返済額 | 9,000円 | 返済回数 | 8回 | 総支払い利息 | 3,635円 | ATM利用回数 | 9回 | ATM利用手数料合計 | 1080円 | 総支払い手数料 | 4,715円 |
この4,715円の負担を年利に換算すると23%程度の金利負担と変わらないということになります。
この金額を負担することに問題を感じるのであれば、提携ATMの利用を控えることが必要だということになるでしょう。
つまり提携ATMを使わなくてもキャッシングを利用することは可能ですから、利用者の判断に任されることになります。
しかし、提携ATMを利用できないとなるとコンビニなどに設置されているATMなども利用することはできないことを意味します。
これは便利さが命題である消費者金融系カードローンとしては大きな問題かもしれません。
それに対してレイクであれば無料で提携ATMを利用することができるということが大きなメリットとして価値を持つことになるのです。
見た目の金利ではなく、実質負担することになるキャッシングに関わる利用手数料の全体を把握することで実際的な計画を立てることができます。
そして実際的な状況を考慮したシミュレーションではレイクが大変お得に利用できるということがわかりました。
また、レイクは消費者金融業者ではなく銀行なのであるということは、総量規制の対象外です。
このことは、すでに他社の利用をしている人たちにとって一つの希望を与えることになっているようです。このこともレイクのメリットを支えている大きな要因なのです。
たとえば、この事実は次のような場合に大きく焦点を当てられる可能性が考えられるのです。
それは…、まとめローンを利用して複数のローンをまとめることで負債を整理した場合、支払い金利を圧縮することができても、総額が総量規制に抵触する場合があるのです。
まとめローンは各銀行、大手の消費者金融業者などが提供している金融商品の一つです。
複数のローンを抱えている利用者を対象にして、ローンを一つにまとめることで金額が大きくなるのに対応して金利を下げることができることを利用しているサービスです。
このサービスを利用すると毎月の支払い回数が統合できるほか、ローン返済の計画を見直すことで長期化でき、当然金利も低く再設定されますから毎月の返済支払いに余裕が出てきて生活の調整に一役かうことができるサービスとして知られています。
しかし、まとめたローンの金額が大きくなってしまうことから、総額で年収の3分の1に迫ってしまうこともよくあることなのです。
この場合の年収の3分の1とはつまり貸金業法で定める総量規制の上限を意味します。
まとめローンの金額が総量規制に抵触してしまうと、毎月の返済金額に余裕があってももはや消費者金融からキャッシングすることは不可能になってしまうのです。
しかし、レイクであれば総量規制の対象ではありませんから、レイクの判断でローンが可能です。
このように分析し評価するとき、単に金利として表面上に上がってこないメリットがレイクにはあると言えるでしょう。
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