事前にチェック！レイク増額時の仮審査と本審査の内容について

消費者金融や銀行から借り入れをしている人は、一度は増額を考えるのではないでしょうか。とはいえ、どんなタイミングでどう申し込めばいいのか分からない人もいるかもしれません。

レイクの場合、よくある体験として会員サービスのページやメールで「増額の案内が来る」とあります。

そこには「仮審査」や「本審査」の言葉があり、意味が分からない方もいるようです。増額に「仮審査」と「本審査」とは、どういうことなのでしょうか。

レイクとはどんな会社なのか？実は消費者金融とは違います

レイクは会社名ではなく、ブランド名になります。

元々は消費者金融であった会社が、貸金業法改正の影響や過払い金返還請求の流れから事業の撤廃を検討、2011年、株式会社新生銀行に売却されて今の株式会社新生銀行レイクとなりました。

元々の会社も新生フィナンシャル株式会社と商号を変え、株式会社新生銀行の保証会社として事業を行っています。

昔はなかったレイクの看板に株式会社新生銀行の名が入るようになったのは、このためです。いつの時代も金融業界の動きは一般消費者にはわかりにくいものです。

分かりやすく言えば、消費者金融だったレイクが今は銀行としてカードローンを扱う事になったという事でしょう。

実はこれは大きな勘違いを呼びやすく、単純にレイクが銀行のカードローンを扱っているとだけ思うかもしれませんが、消費者金融と銀行では対象となる法律が変わってきます。

それにより、借り入れできる金額も実は大きく変わってくるのです。

消費者金融は総量規制と言って、法律により年収に対して借り入れできる金額に上限が決められています。対して、銀行にはその上限がありません。

今のレイクは、総量規制の対象にはならないのです。もちろんお金を借りるという行為に違いはないのですが、ある程度の違いを知っておけば後で後悔する事は減るでしょう。

また、消費者金融と銀行では、審査の厳しさも違うと言われています。全体的に消費者金融と銀行では、銀行の方が審査が厳しいと誰もが言います。

実際はどうなのでしょうか。口コミによると、レイクは銀行系のカードローンの中でも審査が緩いという意見が多くあります。

レイクでのカードローンの内容とはどんなものなのか？

銀行系ではあるのですが、レイクの場合、銀行系の中では特に金利が低いとまではなっていません。

一般的に消費者金融より銀行の方が金利が低く設定されている事が多いようです。レイクの場合は、過去消費者金融だった頃が関係しているのかもしれません。

～18.0％となっているのは、要注意です。というのは、レイクだけではなく一般的な話になるのですが、初めて借りる場合は、最低金利の数字を見るのではなく、最高金利を見る必要があります。

どこでもですが、最初から低い金利で借入できるわけではありません。

どちらかといえば、大きな数字の方になる最高金利で考えておくと後でびっくりする事がないでしょう。

また、初めての場合、レイクならではのサービスとも言える「30日間無利息」、「5万円まで180日間無利息」の２つ（のうちどちらかですが）が利用できるという、大きなアピールポイントを持っています。
（⇒レイクの無利息キャンペーンはどっちがおすすめ？）

無利息はとても大きなポイントです。キャッシングの初心者で、早めに返済ができそうな人にはうってつけの内容ではないでしょうか。

増額したい時はどうすればいいのか？

キャッシングの初心者や借り始めはいいとして、ある程度の融資額を利用しつつも「もっとお金が必要だ」「限度額を増やしたい」と考える人もいる事でしょう。いわゆる増額です。

レイクの場合、増額はどのような形で行われているのか。またその場合、審査はどうなっているのか。気になる方は多いのではないかと思います。

確かに借金はないに越したことはないですし、自分の返済能力以上の借り入れはしない方がいいでしょう。しかし、今の融資額だと足りないと感じる人がいるのも確かです。

レイクの場合は以下のように増額に繋がっていきます。

• インターネットで会員サービスのページに案内がくる
• 登録しているメールアドレスに案内がくる
• 専用フリーダイヤルに電話をする
• 自動契約機・レイクＡＴＭで手続きする

一般的にも、優良顧客には個々に増額の案内が送られる事が多いようです。レイクも同様で、優良な顧客には増額の案内があります。

それ以外にも（もちろんメールの機能として設定登録をしなければいけませんが）、返済日前にお知らせをしてくれるサービスもあるので、メールなどの会員サービスは上手に利用するといいでしょう。

では、どちらの方法でも増額の案内が来ていないとしたら、増額はできないのか？会員サービスを利用していないから案内が届かなくてらわからない、という方もいるでしょう。

当たり前ですが、会員サービスを登録しないと増額できないわけではありません。また、登録していなくても案内が来ないと増額が出来ないわけでもありません。

自分から増額申請をする事だってもちろんできます。専用フリーダイヤルの方へ電話をすればいいのです。また、自動契約機やレイクＡＴＭでも手続きが可能なので、これらの方法で問い合わせるといいでしょう。

増額希望の場合は仮審査と本審査の二つの審査を受けるの？

増額可能とわかり増額を希望するとして、当然審査があります。内容は兎も角、どこの消費者金融も銀行もこれは同じです。審査に通れば限度額が上がります。

レイクの場合、よく利用者の疑問として増額でも「仮審査」と「本審査」があるのかという質問があがります。

先ほど、会員サービスのページやメールに増額の案内が来ますと言いました。

そこに「本審査を受けてください」となっているのですが、この段階で仮審査が終わっていると判断できるのです。

仮審査を通ったからこそ案内が来たと考えていいでしょう。

具体的な審査内容は秘密になっているのでわかりませんが、先にレイクの方で見る事ができる顧客の利用状況や遅延の有無、信用情報はチェックしてあるものと思われます。案内には、増額可能金額も示されていたりします。

ですので、レイクとしては審査は二つであるのでしょうが、利用者本人からすれば審査を二つ受けたという印象はないでしょう。しかし、言葉を見て「はて？」と思うようです。

ただし自分から増額申請した場合は、最初から全ての内容の審査を受けることになります。

二つという認識はないでしょうが、最初からの分、時間は掛かると思った方がいいでしょう。

増額の本審査は何を審査されるの？

案内が来て増額を申し込むと決めたら、手続きをして後は本審査へと進んでいく形になります。こちらでは返済能力を審査されます。

仮審査の段階ですでに利用状況や返済状況、信用情報も、とチェックされている項目があるので、特に問題なければスムーズに増額してもらえるでしょう。

年収が上がっていれば有利でもあります。ただ増額の額によっては収入証明書が必要になってくるので、普段から給与に関わる書類は捨てないようにしましょう。

問題は、転職したり引っ越しした場合や、仮審査後のタイミングで他社で借り入れしたなど状況が変わっている場合です。転職などは再度在籍確認が入ってくるでしょうし、転職だけでなく引っ越しもしていて、そもそもそれをレイクに伝えていなければ審査に影響します。

場合によっては、減額やカード利用の停止に繋がりかねません。中には実際にカードが止まってしまった方もいます。

ですので、場合によっては、案内が来たからと言って安易に増額申請をするのはいかがなものかと思います。

多いのは、転職や引っ越しなどをしてもそのまま連絡していないパターンです。忙しさにかまけて忘れてしまいがちですが、意外に大事な事なのです。

他社に新たに借り入れしていた場合も正直に言いましょう。レイクも信用情報機関で把握しているはずなので、虚偽をすればばれますし、マイナスになります。

増額の手続きをする前に、今一度、自分の情報や利用状況を含めて振り返る事をお薦めします。

増額ししてもらえるようにするためにはどうしたらいいのか

増額したい時の申し込み方法や増額する際の審査についてわかたっとしても、実際自分がまだ増額できるのかどうか、わからない人もいるでしょう。そもそも審査があるので、１００％絶対増額できると言う保証もありません。

もちろん案内がなくとも自分から増額申し込みはできるといいましたが、増額の申し込みをしても否決と判断された場合、一度は諦めないといけないのはともかく、暫くして再度挑戦することは可能です。

その場合、どうしたら増額できるのか、悩んでしまうかもしれません。

どうすれば増額してもらえるようになるのか。

• 返済を遅延しないこと
• 利用を続けること
  （利用するようになって少なくとも半年、できれば1年以上経過が有利）
• 情報変更があったら連絡をすること
• 他社への借り入れをなるべく控えること

これらの事は必要です。貸す側としては、きちんと返済してくれる方にお金を貸してくれるものです。

また、増額を考えたとして返済が大丈夫かと心配な場合は、返済シュミレーションを試してみるのもありです。自分の借金状況が把握できます。

それよりも早くお金が必要な場合は、減額のリスクもあるため、増額を諦めて他社で借り入れの申し込みをした方が早いかもしれません。

【参考ページはこちら】
再度借りるならレイク？それとも他社カードローン？